久しぶりのこういう恋愛映画。
なかなかムズムズというかもどかしくなってしまうようなシーンも多々。
好きな人を目の前に手を貸してあげれない。
最後は少し呆気なかった気もするけど、それはそれで好き…
このレビューはネタバレを含みます
2人の幸せそうなシーンの中にもいろいろヒントが隠れてた。
字が読めないのを隠して罪を被るのって、どうなんって私なら思うんやけど、実際に読み書きができなかったら隠そうとするんやろうな。事務に昇進したの…
このレビューはネタバレを含みます
ハンナの言わずとも読み書きできないことを恥じているという演技がすごい。自分のことをあまり考えないようにしているということも伝わってくる。それと対比されるように朗読を聞いているときは心底嬉しそうで楽し…
>>続きを読む作品完成度
本作の完成度は、一貫して抑制されたトーンと、細部にまで行き届いた演出によって、原作が内包する複雑なテーマを深く掘り下げている点にある。一見すると、これは単なる恋愛映画のように見えるが、そ…
久しぶりの鑑賞。
見返す迄は、好きな映画だけれど恋愛の話という印象でした。断罪されるシーンもナチスの裁判だったのは覚えていたのだけれど、「顔のないヒトラーたち」を観た事で、それがドイツ人がドイツ人を…
社会問題を扱っていて、現代法で過去を裁くなどの示唆も考え甲斐があるけど、1番好きなのは、社会を構成する人たちは愛のある暮らしをしていて、一人一人の愛の積み上げが理想の社会を構成するとは限らない無力感…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
僕は高校生の頃に原作の『朗読者』を読んだことがあって、そのときの自分の感覚を懐かしく思いながら、この映画を観ていた。
本屋でたまたま『朗読者』を手に取って立ち読みして、あまりにも官能的な序盤にビック…
(C)2008 TWCGF Film Services II, LLC. All rights reserved.