アカの時代ということで思想も画面も真っ赤だが、人の服装が立場を表していると思えば分かりやすいのかも?
赤(社会主義)と青(民主主義)に引き裂かれそうな白(資本主義)を俯瞰から見るとフランスになり、…
ゴダールが室内で撮影する時のロケーションの使い方がとても素敵。
意味を含めたアートワークが壁にデザインされ、人物の動きとともにそれが映像に映り込む。どの彼のフィクション作品でもそれが目立つが、“中国…
「ワタシとは?」「自己弁護と自己批判」
「第一の不平等は 知的労働と肉体労働の無関心 第二は 都市と農村の相互無関心 第三は農業と工業 これが私のマルクス主義傾倒の動機よ」
「我々は言語の…
「曖昧な思想に明瞭な映像を対決させよ!」
68年直前の映画であり、もちろん当時としては翌年に歴史がどう転ぶかなどわかるはずもない。現在進行系、「いまつくられつつある映画」の姿勢に、ゴダールの必死の…
La Chinoise, un film de Jean-Luc Godard. © 1967 Gaumont / Ciné-Mag Bodard / Roissy Films / M. Nicolas Lebovici.GE - EURO INTERNATIONAL FILMS, S.p.A.