大学以来で60年代吉田監督(松竹退社後)再見中。露口茂さまが、赤い殺意に続いて人の弱みに付け込んでるんだけど、なんだか妙にピュアという複雑というか、浮世離れしたキャラを好演。まあ、いえば原作(これは…
>>続きを読むフリーの俳優でもなんとなく映画会社の色がついていることが多い中、60年代の露口茂は不思議とそれがない。
日活映画に多く出てるが、日活の色があるわけでもない。
これなんか岡田茉莉子につきまとう怪人の役…
因果応報と背徳感のみがこの物語を推進させている。原作と大きく異なるのは、桃井銀平の視点からではなく水木宮子の視点から語られる点にある。
女を消費する社会構造と共同体の断絶、その中で無力に彷徨う男の姿…
川端康成の『みずうみ』原作。岡田茉莉子の繊細で美しく研ぎ澄まされた佇まいは、白黒だからこそ表現しうる光と影の演出によって圧倒的な輝きを放っている。
後半にかけて台詞が極端に少なくなる演出は、前半の会…
【僕は写真の中のあなたを愛していたらしい】
私の顔って女にとって嫌なものがある 昼間っから平気でホテルにいる女の顔ってことよ 思い出をくれませんか カメラを持ってる これから退屈な夜が始まるんです…
<邦画強化月間 #14>
興味深い。
アントニオーニとゴダールとベルイマンを3等分して混ぜて、最後にフェリーニを一振りくらいしたら、この映画の雰囲気に近いものが出来上がると思う。
「秋津温泉」では…