崩壊と修復(の努力)。リー・カンションの首の痛みという身体的な共感性によって映画を観ている観客の知覚にも歪みと痛みを伝播させ、そのフィルターがグロテスクな物語に寄与している。ハッテン場に通う父の部屋…
>>続きを読むダムが決壊した時
水は溢れ
誰も止めることができない
謎の首痛い病に悩まされる息子と家族のお話。
久々にツァイ・ミンリャン作品を鑑賞したくなって、どれを観ようか悩んだんだけど、やっぱり1番好きな…
水にまつわる物語。雨漏り、主人公の首、父と息子の関係、直そう(治そう)としても直らない(治らない)ものがたくさんあった。バイク事故により、終始首を痛そうにしている主人公が可哀想。終盤のとあるシーンが…
>>続きを読むこの監督の作品は初めてだったので、この不思議な雰囲気に居心地の悪さを感じたり、でも気がつけば物語に引き込まれていたり。
結局、どうなったの?という感想はもちろんあるがそこは鑑賞者に委ねるスタイルも良…
ある撮影現場。河に流れる死体を撮影している。しかし、死体に見せかけた人形がどうしても上手く流れない。やり直し続ける。偶然居合わせた青年が河に流される死体役に抜擢される。撮影は上手くいく。河の流れにた…
>>続きを読む父が首を持ってバイクに乗るシーンは笑った。こんなストーリー作るなんてとんでもないな。しかし、トイレや入浴シーンなど毎度生活シーンを必ず入れることで、本当の話のようにも感じられて好きです。3作通して、…
>>続きを読む久々に再会した友達に連れられ撮影現場の河に行った主人公。河にうつ伏せで浮くマネキンでは死体のリアルさが出ないと悩む監督から急遽死体役を頼まれ浮くことになる。それから数日後原因不明の首の痛みが現れ首が…
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