カポーティの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『カポーティ』に投稿された感想・評価

繊細かつ傲慢、エレガントかつ野卑、親身かつ冷血というアンビバレンツなカポーティ像を体現するフィリップ・シーモア・ホフマンの真骨頂


“真実は小説より奇なり”に魅入られ、凶悪犯罪者の深層心理に肉薄し…

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フィリップ・シーモア・ホフマンの演技は一貫性があり、そのゆるぎなさが凄い。

彼がなぜ殺人事件に惹かれたか、また犯人の動機とは何だったのか、なぜ犯人はカポーティに心を開いたのか・・・こうしたごく当た…

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人の心の孤独について描いた作家や作品は数多く存在しており、むしろ孤独に触れない作品のほうが少ないようにも思う。しかし、それを魂の領域にまで踏み込みながら、映像の質感として浮上させるように描いた映画監…

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謳
-
飛行機の中でうとうとしちゃったからもう一回観たい
ホフマンさんあんたすげえお人だ
4.0

近づき過ぎて
見えなくなった境界線。

カンザス州で起きた一家4人惨殺事件を徹底的に取材して書いた「冷血」は、著者トルーマン・カポーティ役でシーモア・ホフマンが魅せる、アカデミー主演男優賞に輝く快演…

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aham
4.5
フィリップ・シーモア・ホフマンを観たくて恐らく20年振りに視聴。俳優陣の演技が素晴らしい。淡々としたカメラワークや静謐な画の雰囲気とは裏腹に、スリリングで繊細な展開に胸が締め付けられる。

カポーティに興味を持ったのは、高校1年生の時に名画座で観た「冷血」で、「ティファニーで朝食を」と同じ原作者とは思えない衝撃だった。どちらも原作をよんでも、類似性を見つけるのが難しいのが面白かった。そ…

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MOMO
4.0
ペリーに惹かれたのは同じ出口のない孤独な人間だからなのかな。音楽がほとんどなく静かに進むストーリーも、カポーティを演じ切ったフィリップ・シーモア・ホフマンも良かった。
4.0
表現が難しいがこういう内容こそ映画的というのかもしれない。カポーティのペリーへの複雑な思い、フィリップ・シーモア・ホフマンが素晴らしく演じ切っている。
3.5

トルーマン・カポーティが代表作「冷血」を書き上げるまでを描いたお話。

カポーティを演じたフィリップ・シーモア・ホフマンの演技がとにかく素晴らしい。
カンザス州で起こった殺人事件に興味を持ったカポー…

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