カポーティの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『カポーティ』に投稿された感想・評価

perry
3.8

「冷血」を書く際に犯人や関係者に取材している様子を映画に

カポーティvsスワンでトルーマンカポーティのイメージが掴めたが、もちろん本作の演技も参考にしていると思う。フィリップシーモアホフマンは様…

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アカデミー賞5部門ノミネート作。「ティファニーで朝食を」の著者である小説家トルーマン・カポーティが「冷血」を書き上げるまでの伝記映画で、凄惨な事件と容疑者とのやり取りの中で複雑な心理が描かれている。…

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4.5

人の心の孤独について描いた作家や作品は数多く存在しており、むしろ孤独に触れない作品のほうが少ないようにも思う。しかし、それを魂の領域にまで踏み込みながら、映像の質感として浮上させるように描いた映画監…

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3.5
やっぱ物書きは自分を保つことが難しくて、何回生まれ変わってもなれないなと思った。
彼の最後の作品「冷血」を読んでみよう。

フィリップ・シーモア・ホフマンの演技はすごいのは分かりましたが、カポーティがどんな人か知らなかったので、再現度の凄さは分かりませんでした。

自分を大きく高貴に見せようとすればするほど、矮小されて見…

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ks
3.6

カポーティの作品は若かりし頃に短編をいくつか通り抜けた。若かりし頃、なので、その世界観を理解したのかしていないのかわからないまま。
そして、いつか読もうと十年以上も本棚の片隅、定位置に積まれている『…

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2025/35作目
カポーティがノンフィクション小説の元祖『冷血』を書き上げるまでを描いた映画。
『冷血』はカポーティに更なる名声をもたらしたが、同時にカポーティから書く能力を奪った作品でもある。

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カポーティの優雅な生活を描いた映画やと勝手に思い込んでたから、静かなテイストやったことに驚き。
監督が後々の「フォックスキャッチャー」の人やって知って納得した。

手持ちカメラで撮影されてる部分が多…

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満丸
4.0
最後の最後カポーティが『冷血』の執筆以降、作品を出さなかったと知ってからとっても苦しくなった。
単純で複雑であまりにも罪深い。
-

シネ2

主役のフィリップ・シーモア・ホフマンは、これでカデミー賞を取った。声音から仕草まで凝りに凝った演技で、カポーティになりきっていた。素晴らしい。「MI:Ⅲ」にも悪役で出てたけど、それまでほと…

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