カポーティの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『カポーティ』に投稿された感想・評価

4.5

人の心の孤独について描いた作家や作品は数多く存在しており、むしろ孤独に触れない作品のほうが少ないようにも思う。しかし、それを魂の領域にまで踏み込みながら、映像の質感として浮上させるように描いた映画監…

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3.5
やっぱ物書きは自分を保つことが難しくて、何回生まれ変わってもなれないなと思った。
彼の最後の作品「冷血」を読んでみよう。

フィリップ・シーモア・ホフマンの演技はすごいのは分かりましたが、カポーティがどんな人か知らなかったので、再現度の凄さは分かりませんでした。

自分を大きく高貴に見せようとすればするほど、矮小されて見…

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ks
3.6

カポーティの作品は若かりし頃に短編をいくつか通り抜けた。若かりし頃、なので、その世界観を理解したのかしていないのかわからないまま。
そして、いつか読もうと十年以上も本棚の片隅、定位置に積まれている『…

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2025/35作目
カポーティがノンフィクション小説の元祖『冷血』を書き上げるまでを描いた映画。
『冷血』はカポーティに更なる名声をもたらしたが、同時にカポーティから書く能力を奪った作品でもある。

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カポーティの優雅な生活を描いた映画やと勝手に思い込んでたから、静かなテイストやったことに驚き。
監督が後々の「フォックスキャッチャー」の人やって知って納得した。

手持ちカメラで撮影されてる部分が多…

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満丸
4.0
最後の最後カポーティが『冷血』の執筆以降、作品を出さなかったと知ってからとっても苦しくなった。
単純で複雑であまりにも罪深い。
-

シネ2

主役のフィリップ・シーモア・ホフマンは、これでカデミー賞を取った。声音から仕草まで凝りに凝った演技で、カポーティになりきっていた。素晴らしい。「MI:Ⅲ」にも悪役で出てたけど、それまでほと…

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3.5
「助けられなかった」
「助ける気がなかったのよ」
正解。

2019年のカポーティのドキュメンタリー、みようかどしよかかんがえちゅー。
AOI
3.8

【作家トルーマン•カポーティは一家惨殺事件の容疑者ペリーと面会を重ね『冷血』を執筆する】

公開は本作の方が早いが、間違えて『トルーマン・カポーティ 真実のテープ(ドキュメンタリー/2019)』『ト…

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