カポーティの矛盾する心理は他者ではなく本人から自己への問いとして描いてほしかった。「冷血」とは2人のことなのか、カポーティのことなのか。友だちなのか、単なる取材対象だったのか。
それ以外は素晴らし…
著名な作家の人生を描いたノンフィクション作品。
主人公は逮捕された2人の殺人鬼の話をもとに小説を書こうと目論む。
そのため、力になりたいと接近するが目的は印税。そういう卑しい部分のある人物だった。
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カポーティの狡猾なのにピュアで精神薄弱という
アンバランスさにやられてしまいました。
前代未聞の「冷血」を世に出すには死刑執行され、最後の章を書かなくてはならない。犯人は何度も控訴し、執行…
この作品は主演のフィリップ・シーモア・ホフマンの演技が素晴らしい。
これぞカメレオン俳優という感じ。
時折口元を窄める癖は、カポーティの癖だったのか気になる。
初めは新作の為に殺人犯と交流を持っただ…
囚人役の人の演技が凄かった。絞首刑になって台の上に立たされた時に最後に家族に言い残すことはって聞かれて何を言いたかったのか…ってなってるところ現実味があってゾクっとしたな。海外だと被害者遺族の方で絞…
>>続きを読むフィリップ・シーモア・ホフマンの演技が凄くて驚いた。
昔から本が好きだしそれを書く人にも興味があったけれどこの映画を見てますますその興味が増長した、増長な意味くらいわかるわ。
トルーマンの人間臭…
カポーティはあんな喋り方をしてたんだ。
アラバマの片田舎に後の大作家たちが隣同士で住んでたとは。
カポーティはいろいろ嘘をついてる。
お姉さんのことは好意的としても。
ペリーがすべてほんとのことを…
T.カポウティが『冷血』(1965年、公式には66年発表、映画化は67年)という作品で目指そうとした「ノンフィクション・ノベル」とは、実は自己撞着である。「ノベル」とは本来的にはフィクションであり…
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