カポーティの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『カポーティ』に投稿された感想・評価

2005年公開
監督:ベネット・ミラー
===

有名小説家が、ある一家惨殺事件を「ノンフィクション小説」化しようとして落ちてゆく深淵を描いたお話。

静かに、ゆっくりと進んでいくお話。カポー…

>>続きを読む
KH
4.0

1959年にカンザス州で起こった一家四人惨殺事件。下手人はリチャード・ヒコックとペリー・スミス。
その事件を題材にしたノンフィクション・ノベル『冷血』を書き上げた『ティファニーで朝食を』のトルーマン…

>>続きを読む
3.5
やっぱ物書きは自分を保つことが難しくて、何回生まれ変わってもなれないなと思った。
彼の最後の作品「冷血」を読んでみよう。

フィリップ・シーモア・ホフマンの演技はすごいのは分かりましたが、カポーティがどんな人か知らなかったので、再現度の凄さは分かりませんでした。

自分を大きく高貴に見せようとすればするほど、矮小されて見…

>>続きを読む
ks
3.6

カポーティの作品は若かりし頃に短編をいくつか通り抜けた。若かりし頃、なので、その世界観を理解したのかしていないのかわからないまま。
そして、いつか読もうと十年以上も本棚の片隅、定位置に積まれている『…

>>続きを読む

2025/35作目
カポーティがノンフィクション小説の元祖『冷血』を書き上げるまでを描いた映画。
『冷血』はカポーティに更なる名声をもたらしたが、同時にカポーティから書く能力を奪った作品でもある。

>>続きを読む

カポーティの優雅な生活を描いた映画やと勝手に思い込んでたから、静かなテイストやったことに驚き。
監督が後々の「フォックスキャッチャー」の人やって知って納得した。

手持ちカメラで撮影されてる部分が多…

>>続きを読む
満丸
4.0
最後の最後カポーティが『冷血』の執筆以降、作品を出さなかったと知ってからとっても苦しくなった。
単純で複雑であまりにも罪深い。

あなたにおすすめの記事