潜入者の作品情報・感想・評価

潜入者2015年製作の映画)

The Infiltrator

上映日:2017年05月13日

製作国:

上映時間:127分

3.7

あらすじ

1980年代、史上最大規模とも言われる犯罪帝国を築いたコロンビアの麻薬王パブロ・エスコバル。当時アメリカに流入するドラッグのほとんどが、彼の組織を経由したものだと言われていた。そんな事態を重く見たアメリカ政府は、エスコバルの息の根を止めるため、大規模な潜入捜査作戦を計画する。それはベテラン捜査官のロバート・メイザーを架空の大富豪に仕立てあげ、その財力を持って組織に取り入り、内側から組織を崩壊させ…

1980年代、史上最大規模とも言われる犯罪帝国を築いたコロンビアの麻薬王パブロ・エスコバル。当時アメリカに流入するドラッグのほとんどが、彼の組織を経由したものだと言われていた。そんな事態を重く見たアメリカ政府は、エスコバルの息の根を止めるため、大規模な潜入捜査作戦を計画する。それはベテラン捜査官のロバート・メイザーを架空の大富豪に仕立てあげ、その財力を持って組織に取り入り、内側から組織を崩壊させるという大胆不敵なものだったー。

「潜入者」に投稿された感想・評価

CRIBS

CRIBSの感想・評価

3.5
とりあえず言わせてください、、、、、


疲れたー!!!



ずっと緊迫感!どこかしらずっと緊迫感!命懸けの捜査とはこういうことかー!
これを仕事でやるなんて...。僕だったら絶対に精神的に持ちません...。

実話ということもあり生々しさが半端じゃありません。
今でも年間2兆ドルが洗浄されてるなんて裏の世界の異次元すぎる現実がとても怖いです。
そこに政府という正義ヅラする悪が絡んでいるとなると規模が計り知れません。

向き合いたくない非現実が現実で存在している。
たぼ

たぼの感想・評価

4.5
“俺達は神に祈りながら―
獣のように振る舞ってる。
皆、そうだ。
古き良き「品性」は何処へ?”

この作品はいわゆる囮捜査モノだが実話ベースで捜査のスケールが非常に大きく、主役はもちろんジョン・レグイザモやベンジャミン・ブラットなど俳優陣の質が高いのも良い。

ベンジャミン・ブラット繋がりで思い出したのだが、彼の出演した“ブラッド・イン・ブラッド・アウト”というチカーノ系のギャング映画も隠れた名作だと思うので、そちらも是非ともおすすめしたい。
麻薬製造する先生役を演じてたブライアンクランストンが麻薬組織の潜入捜査官を演じる今作。

ハラハラドキドキの映画でした!
ハイリスクローリターンな仕事で代償が大き過ぎる。
妻との結婚記念日のシーンとかが印象的。
ここまでしないといけないって頭おかしくなってもおかしくないな(><)

最後の字幕とか見るとこんなに頑張っても果てしない作業なんだなと感じて絶望です。
『ホワイト先生、改心して麻薬Gメンに』

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ハラハラドキドキ潜入捜査ムービー。

まず『ブレイキング・バッド』で覚醒剤を作りまくってたブライアン・クランストンが麻薬捜査官の役という時点で面白すぎでしょ。

立場は両作で真逆ですが、

「生まじめでカタブツかと思いきや、家族思い友達思いで人情にほだされる憎めないおじさん」

という人物設定は同じなのが印象的。

『マラソンマン』ではナチスの残党、
『ブラジルから来た少年』ではナチスの残党狩りをライフワークとする老人、

両方を巧みに演じ分けたローレンス・オリビエのようです。

「やばいバレる。。いやバレてない。。!」

の繰り返しで焦燥感を煽る演出は『イングロリアス・バスターズ』みたいで心臓に悪いったら!(褒め言葉)

そういえば両方ダイアン・クルーガーがスパイ役で出ているぞ。

明暗と色彩のコントラストがバキバキな映像もかっこよくて、レフンの『ドライブ』などを思わせます。

これも両方ブライアン・クランストンが出演してる共通点あり。

ドキュメンタリーふうのズームや手ぶれ、

画面のザラついた質感なども、

70's実録モノ政治サスペンス映画を再現してるみたいでワクワクしました。

ちょうど『アルゴ』のような、と思ったらこれまたブライアン・クランストンが潜入ミッションに携わる政府職員の役で出演してるのだった。

極めつけは終盤の結婚式場シーン!ヌルヌル動くカメラが気持ち良い!

「移動する人物をステディカムでうねうね追いかける長回し」フェチの皆さんと共有したいです。

主人公が騙そうとしてるのは紛れもなく極悪人ばかりなんですが、特に終盤で

「悪い奴らだけど、実は普通の人と同じで仲間思い」

という演出がなされるため、主人公のアンビバレンスもやもや気分がこちらにも伝染していたたまれません。

利用されて搾取されたあげく大変な事態になる密告屋のシーンも同じですね。

「悪を退治するためにはどんなド汚い手も使ったる」

という執念はまさしく『イングロ』的で、『女神の見えざる手』などとも同じ感覚があります。

エンディングのThe Who "Eminence Front" まで余すとこなく激しぶ、緊張感たっぷりで好きな作品でした。
 面白いけど、まじめに考えたりした。
 「アメリカが儲けさせてくれる」という麻薬カルテル側のセリフ。
 その需要という構造が続くかぎり終わらないのでは、ということ。
 潜入捜査までして大物を逮捕したが、その後は、つまり現在はどうなっているのか。
 ドラッグに頼る世界こそ、それが産んだ資金に頼る政府こそが悪いのではないのか、などだ。
 ドラマとしても緊迫感があった。
 いつバレるかもしれない状況に、カネが流れるようすなど、ジャーナリスティクな内容も面白い。
 事実を元にした、いわゆる「実録もの」だが、同じ題材でも『バリー・シール』とは異なる渋い演出もまた良い。
5年にも及ぶ麻薬組織相手への潜入捜査。
1歩間違えば【死】が確定する緊迫の場面がひたすら続く中で犯罪者と築く信頼関係に垣間見る彼らの人間性。
任務の成功=信頼を裏切る事に良心の呵責を抱くメイザーの繊細さが安堵と切ない余韻を残す。
ブライアン・クランストンの熱演には引き込まれるし、手垢のついたものとは言え、信頼と裏切りのドラマには胸打たれます。
シナリオ通りにいかない事態が続く中、いかに機転を利かせ、深部にまで入り込んでいくのかの演出はリアルだった。
家族をも巻き込んでしまうかもしれないという恐怖感、またいつ自分の素性がバレるかもしれないという緊迫感、一歩間違えれば死と隣り合わせであるストーリー展開は終始、緊張感に包まれていた。
そして、犯罪者を悪だと割り切れないそんな人間臭さをも感じさせる傑作だった。
gaaaa

gaaaaの感想・評価

3.6
相手と親しくなりすぎると、辛くなる。
しかし、最後は潜入者らしく“やるべき事”をやり遂げた。

率直な感想、一番の悪人は銀行だと思った。
エンドロールにもあったが、アメリカでは今もなお“年間2兆円”もの麻薬マネーが資金洗浄されているとか。

これが実話とは、“裏の世界”の広さを思い知らせた。

予想以上に面白かったし、現実を知る今でも見ても損は無いと思う。
麻薬カルテルの作品とすると標準的かなぁ。後は個人の好み。ジョニー・デップが出てた『フェイク』とだぶった。
JJ

JJの感想・評価

3.7

このレビューはネタバレを含みます

最後までどこかでバレてるんじゃないかとヒヤヒヤ。
familyに情が移って一度奥さんを助けようとして、結婚式にきたエスコバルにも危険を回避してほしかったっていった言葉は本音なんだろうな〜

潜入捜査は死と本当に隣合わせなんだと分かる
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