享保の頃ー泰平になれた江戸城中は悪政と腐敗わけて— 勘定奉行脇坂山城守一党は権勢を誇って私腹をこやし、その犠牲を蒙る庶民の数知れず
怨嗟の聲は巷に満ち溢れた—
阪東妻三郎(神尾喬之介)!
〃…
日々の嫌がらせに耐えかね、城内で上役を斬り捨てた御蔵番の神尾喬之助。
御用聞きや喧嘩屋右近らの協力を得て、私腹を肥やす役人17名を成敗する大岡政談もの。
阪東妻三郎の二役の演じ分けは勿論、山田五十鈴…
何と、DVDで売っていたので昔買って見ました。
それより、もっと昔、阪妻さんの御子息、田村正和さんがこの役を演じたテレビドラマを見て唸ってしまったことを覚えています。
怖くて面白かった。
豪華なキャ…
1952年製作。鈴木兵吾脚本、大曾根辰夫監督作品。林不忘の大岡政談を原作としているようだ。
昨年、国立映画アーカイブで『獄門帳』という大曾根辰夫監督作品を観て、何とダイナミックな演出だろうと目を瞠…
晩年の阪東妻三郎主演作品。阪妻が一人二役で演じるのは、かつて自分をいたぶった不正役人への復讐に燃える神尾と彼に協力する喧嘩屋の茨右近。亡霊のように不気味な前者と豪快で人情に溢れる後者の対比が面白い。…
>>続きを読むうざい不正ばかりする上司を切る!そして追われつつ次々と不正してた奴らをコロス!派手さは無く、喬之助&園絵に都合良すぎる気がするが笑、ストーリーの重ね方と魅力的なキャラクターのおかげでかなり面白い。バ…
>>続きを読む素晴らしい。坂東妻三郎はこの映画の翌年に高血圧がもとで脳出血で亡くなるのだが、52歳にして足腰の柔らかい殺陣で本当に感動する。
そして、当時は特撮は珍しかったと思うが、一人二役の何と自然なことであ…
今だとホラーにも見える。
襲われる側から見れば、正に不気味なホラーであろう。
権力を傘に主人公をいじめた男たちが、ブチギレた主人公に次々と殺戮されていく。
忍耐に忍耐を重ねていた主人公がブチギレた瞬…
「大岡政談」のうちの1作。神尾喬之助は、美貌の妻を妬んだ上役や同輩から大恥をかかされて、上役を斬って逃走。「お命頂戴」などの犯行予告を出しながら上役の同輩たちの首を狙う。喬之助に瓜二つの容貌を持つ喧…
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