″ディープヨコハマを映画とあるく″企画vol.2
昨年12月のvol.1『虹をわたって』に続いての鑑賞。
レビュー数23、少な!😅
山下公園で寝起きするホームレスのじいさんが300万円拾い、亡き息子…
川谷拓三が不憫でならねえ…。
悪だくみを裏切られて、中村雅俊をメタメタにやったっていいのに。本当は寂しがりの優しいやつなんだねえ。
血の繋がっていない家族、そこに入れてもらえない人、血は繋がってい…
80年代に入ってもザ・松竹喜劇をやっている前田陽一の一貫した作家性に感服する。空襲で妻と子を亡くしたルンペンのじいさん有島一郎が、拾った300万円を元手に始める家族ごっこ。家長たる父・有島に、妻・ミ…
>>続きを読む廣瀬純が「イメージの選別と排除の映画」と言ったのは、正鵠を射るものだろう。
川谷拓三は家族の「イメージ」でないとして徹底的に排除される。
家族が徹底して「イメージ」=ごっこ遊びである事を祝福する映画…
戦争で失った家族を、横浜のドヤ街で人工再生する有島一郎。
ごっご遊びも、そのうち本物になる。
小津を筆頭とした松竹ホームドラマに対する、批評的でいて捻くれた肯定なのかもしれない。
ベテラン喜劇監督…