会話の雰囲気に独特なものがあるからなんだか惹かれてしまう。中学時代の先生が今は中華料理屋で娘を独身のままにさせてしまった、というくだりはなかなか今の価値観では測り切れないところがある。戦争中に海軍の…
>>続きを読む出汁のようにじわじわと味がする小津安二郎映画。
まっすぐな人間ドラマなのに飽きずに観れるのはなぜだろうか。
美しいシンメトリーなショット。中央に配置される人物。
ウェスアンダーソンなどのアート映…
若い女性と結婚してる友人に面と向かって気持ち悪いみたいな事を主人公が伝えてるのがよかった。
でもラストはどういう意味なんだろう?
俺は違うからなぁ、でも会いたいし来るけどって事なんだろうか。
小津…
娘を嫁にやる父親を丁寧に描いた作品。
当時の衣装やセットがとても可愛らしかった。
あまりに日常的で起伏がなさすぎるため、映画を半分観ても何を描いている映画なのかわからず、あらすじを検索した。しかし…
笠智衆にまた泣かされた。
この時代にも長男夫婦のような今風の形があったんだ。
娘が嫁に行こうが行かまいが、形は違えども寂しいものなのね。
それにしてもひょうたん先生親子を惨めに描き過ぎてる感じはした…
淡々と進んでいく物語、テンポも良い。食事のシーンが多く、セリフ回しや表現は時代を感じるが品があり間合いも素晴らしく只々見入ってしまいました。
笠智衆さんの表情や酔った演技を始め役者さんの味わい深さが…
「敗けたからこそね、今の若えヤツら、向こうの真似しやがってレコード掛けてケツ振って踊ってますけどね。これが勝っててご覧なさいよ勝ってて!
目玉の青いヤツが、丸髷か何か結っちゃって、チューイングガム噛…
初めて小津安二郎監督作品を観賞。
笠智衆、遠野英治郎、杉村春子、同年代の3人が違う世代の人物を演じていたので少し脳がバグってしまった。
ストーリーは日常系で大きな起伏はないけれど、当時の時代背景が…
このレビューはネタバレを含みます
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