小津安次郎の遺作。めちゃくちゃ良すぎた。同じような構図、シーンを繰り返し映すけど少しずつ少しずつ綿密に計算された変化が起こっていき、それが最後に娘を嫁にやるシーンでの感情表現に活きてくるのが素晴らし…
>>続きを読む小津安二郎監督作品といえば白黒映画の印象が強いが、カラー作品も非常に色使いが鮮やかだ。
監督の遺作となったこの映画。集大成ともいえる作品だが、テーマはやはり監督がこれまでも描き続けてきた娘を嫁に出す…
「娘なんて育て甲斐がない。」
愛情を持って育てた子もいずれ自分の元から離れていってしまうんですがら、親って寂しいもんですね。誰もが抱えている将来の孤独への不安・寂しさを、様々な家庭を通してみせてくれ…
こんなんずっと見てられるし会話もずっと聞いていられる
昼は健康的な美しさ、夜はワクワクする美しさだった
お馴染みの3人が行きつけ座敷で日本酒飲んでるとこ、たまらん
ゴルフ場、いいんだけどなあ
拗ねふ…
戦争を経験したお父さんたちの老いや孤独を真正面から描いているものの、シリアスになりすぎないそのバランスが絶妙。同級生三人の愉快な飲みのシーンが多く、それが良かった。
笠智衆が演じるお父さんが、あま…
小津の撮る日本家屋は美味しそうなご飯みたい。涎が出るほど美しい。
小津が撮る女性らの茶目っ気と芯ある佇まいも素晴らしい。
凡庸なテーマなのに、会話劇と構図の格好良さでバンバン乗り越えていけるの本当…
ああはなりたくないよな…の嫌な見本としてひょうたんとその娘さんが例に挙げられたまま誰も突っ込まずに会話が進んでいたけど、仮にも恩師に対してちょっと失礼すぎるなと思うし、そのことを客観視できているがこ…
>>続きを読む当時の日常と文化を垣間見る映画。
当たり前だけど父兄の言う事絶対!!だったんだなと。
自分で結婚相手見つけてくる時代じゃなかったのよな…
女性が自分で動くのはNGで、家の男性が縁談進める。
今は…
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