秋刀魚の味の作品情報・感想・評価

「秋刀魚の味」に投稿された感想・評価

小津の作品を語るうえで出てくるキーワードというのはいくつもあると思うけどそういった言葉で表現しきれない美しくも切なく高潔で庶民的な作品世界が広がる。芸術的演出は観る人の心にリアリティを越えた真理を投げかける。一つの考え方に過ぎないかもしれないけど人間ひとりぼっち論の説得力には抗えないとても切なくなる。役者の笑顔や音楽にうれしいような悲しいような気持ちにさせられたり、妙に花瓶に目を奪われたり、佐田啓二のスウィングや岩下志麻の立ち姿に見とれたり、基本的に画面上ではどの場面でも会話が行われているだけだけどいくらでもいかようにも楽しめる。
arion

arionの感想・評価

4.4
【備忘録】2018.7.15鑑賞。
TJ野

TJ野の感想・評価

4.0
極端に整理整頓されている。色が入ることによってそれが顕著になっている。
「晩春」に比べて諦念感を感じた。特に先生が情けなくて…
何度観ても素晴らしい。笠智衆に珍しく暑苦しい加東大介が軍艦マーチ鳴り響くバーで絡むところがよい。岩下志麻、作品で魅せる美貌と家庭感があればいつでも何処でもお嫁に行けるわ。
子供の頃には苦いだけだった秋刀魚の肝が、
今ではお酒のアテになるように、
このひとりぼっちの寂しさも、
いつかは人生のアテになるのかな
秋刀魚など影も形も出てこない。このタイトルには小津安二郎の日記に秘密が隠されている。小津は、秋刀魚がよほど恋しかったらしく、日記にこう書いている。

「もう下界はらんまんの春、りょうらんのさくら、此処にいてさんまんの僕は『さんまの味』に思いわずらう。」

企業に勤める男だちが、しょっちゅう落ち合い、ビールや日本酒を飲む。酒を飲みながら、与太話をしては盛り上がる。しかし、そうした酒場で盛り上がった恋愛話というのは、うまくいかないもの。
奥さんが亡くなり、愛する人の不在の苦しさと、酒の楽しみ。これが小津の愛した秋刀魚の甘味と苦しみの味だったのだと思う。

若いころの岩下志麻は、とっても美人。佐田啓二など二枚目俳優も、見られるのは、演技の勉強になる。
だとこ

だとこの感想・評価

4.0
構図が綺麗すぎる...(高校の授業でも観たような)
綺

綺の感想・評価

5.0
素敵じゃない日曜日(BGMがカーロ・ミオ・ベン)にうれしいをくれた岩下志麻の「こんちわ〜」に いいね! を100回
全てがダメな今日を良にしてくれた映画です、ありがとう
いなば

いなばの感想・評価

4.0
当時としては当たり前だったんだろうけどこの時代の女性じゃなくてよかった〜〜〜
東京物語もだけど笠智衆さんの優しくて寂しい父親役が似合いすぎてすごく身につまされる
Shimpei

Shimpeiの感想・評価

3.7
池上線、マクレガー、こんちは。
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