【愛憎】
加藤泰は1957年の『恋染め浪人』から1966年の『骨までしゃぶる』まで、十年の間に東映で二十一本の作品を撮ってきた。それが『骨までしゃぶる』のあと松竹に請われ、同年に『男の顔は履歴書』…
任侠版「もののけ姫」的な人種、勢力争い。
すべて戦争が招いた種という誰しも清濁交わる状況。
絶望的状況で振り絞った善意も裏目に出てしまう悲惨すぎる展開ですが、加藤泰監督のポップでコミカルな演出がまぶ…
安藤昇主演の松竹のやくざ映画?
終戦直後の日本が舞台で三国人やくざと帰還兵で医者の安藤昇が対決するおはなし
あらすじだけ見るとアレな思想のヤベェ映画ぽいけど全くそんな事は無く反戦思想ビンビンのシ…
なんて非道い話なんだ。
敗戦直後の無法状態で,警察はひたすら頼りない。旧来のヤクザ一家はセコイばかりで役に立たない。闇マーケットの乗っ取りを図る三国人ギャングたちは、彼らを差別してきた日本人への復讐…
終戦直後、三国人と呼ばれた在日韓国朝鮮人の無法ぶり、非道ぶりがよく描かれていた。
映画制作当時はリアルタイムで知ってた人が多かっただろう。
今後、日本人の記憶から忘れられていくだろうから、映画の中で…
画作りで話のゴタゴタ全然気にならなかったな
それぐらい強力な時空間の演出力がある
一番好きなのは、先生とマキと柴田を見つめる看護師の一瞬のカット 目と肌が凄い
何度も作中で話の中心にいない人物が送る…
相米慎二も邦画オールタイムベスト10本の1つに挙げていた加藤泰監督による“舐めてた医者が実は殺人マシンでした映画”の傑作。
まず関係ない話からすると“藤岡弘”って“藤岡弘、”に改名したんだなぁ。
…
戦後占領下の日本にあって今までの鬱憤を晴らすかのように好き放題する三国人に対して、警察も思うように手が出せない状況で対立は深まるばかり、そんな中で繰り広げられるドラマ
まず出演者について
出演安藤…
作中のテンションからした「東京ブギウギ」の浮遊感。戦後日本と在日、だがもはやそんな次元の話ではない。大きなレイヤーで民族と民族は憎み殺し合うが、主人公の雨宮はそこから外れて行動するのが格好良い。「朝…
>>続きを読む戦後の混乱期、無法に土地を奪おうとするヤクザ(親分は内田良平)に無益だと争いを避ける地主で医者の安藤昇、我慢して我慢して・・・爆発するという任侠映画のフォーマットを借りているが、ヤクザが戦中の日本人…
>>続きを読む松竹株式会社