東京市街戦の作品情報・感想・評価

東京市街戦1967年製作の映画)

製作国:

上映時間:91分

3.4

「東京市街戦」に投稿された感想・評価

話は典型的な任侠ものなんだが、バキバキの戦争映画。戦後、空襲でボロボロになった廃墟の東京を舞台に(セットが見事!)、ガトリング砲ぶっぱなし三国人どもを皆殺しにする渡哲也!

ほぼワイルドバンチ!

この頃の日活には珍しく脇役もキャラが立ってる!
にっかつビデオ NK-792

舞台は終戦直後GHQに占領された日本、三国人(中華系移民)を取り締まる法律がなく警察も手出しできず、好き放題に荒らされる。
ガレキの山と焼け跡の東京を戦場にした日本人対三国人の抗争。

日活現代アクションの雰囲気を残しつつ、戦争活劇や翌年から本格的となるニューアクション路線のヤクザ物が加わった三つの要素を併せ持っている。今まで観たなかでも異色のアクション映画。
正直、ストーリー展開や登場人物の扱いに消化不良なところもあるが、作品の題材やアクションシーンが何より面白いのだ。
みんな死に際に限らず喋りすぎ☆、マーケット狭すぎーとは思うものの、ベタベタな犠牲にキュンときたりして。みた後ちょっと小池朝雄口調がクセになる
buccimane

buccimaneの感想・評価

3.5
美人過ぎる松原さんがヨソ者にすぐポッとなっちまってそりゃあ宍戸さんがスネるのも無理はないけど和解のくだりやスニッチ発覚のとことかナイスエピソードだった。
スカジャン青年が前半はキーマン的活躍をするのに死ぬとこを端折られてるのは可哀想。
しかしダイナマイトVSマシンガンの戦いのあとマーケットを建て直すのに出資したのが敵方ならあんまり美味しい話じゃなかったんじゃないかという気もするけど保険が下りたのかな。
スナイパーがカッコつけてる割に最初に腕を見せる時も距離が近過ぎだしその後もショボ過ぎた。
おっもしれええ
文字通り戦後のヤミ市に戦争を再現するクライマックスはダイナマイトに機関銃と完全にワイルドバンチ状態でみんな死んでいく(こっちが早い)
敵スナイパーの扱いがちょっと勿体無かったか

冒頭のヤミ市を俯瞰で撮影したスケール感がいきなり凄くて、67年の日活はまだこれだけの体力があったのかとちょっと驚いた
t

tの感想・評価

3.5
小池朝雄の極悪三国人、マシンガンを乱射する渡哲也、場違いなほど美人な松原智恵子。戦後ドサクサの新興マーケットを舞台とした任侠ものと思いきや、ハチャメチャな戦争映画。
mingo

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3.7
これが3.2なわけねーやろがい。
くそ評価すぎる、西村昭五郎の中ではたしかに微妙だが、全盛期の油ののった渡哲也が全編にわたってしぶすぎる。冒頭で2秒で殺される南寿美子気づいたひとおるのか。松原智恵子美しすぎるし、変顔+片言の小池朝雄のキャラ良すぎる。色彩計測に前田米造。
waltz

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3.0
終戦直後のテキヤと三国人の抗争。小池朝雄のイカレ具合が見物。ラストの銃撃戦がもはや戦争モノ。
tokio

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3.2
Rec.
❶18.01.21,シネマヴェーラ渋谷/西村昭五郎を再評価する!
『新・悪名』『男の顔は履歴書』『三代目襲名』等々、60~70年代の日本映画には「三国人モノ」としか言いようのない作品群が存在する。
多くはやくざ映画の亜種だし、別にジャンル化するほど数は無いのだが、この映画もその数少ない作品の一つだ。
渡哲也の映画の中でもマイナーな部類に入るのだろうが、中々面白い一品だった。

映画の文法的にはやくざ映画の形式で進むのだが、クライマックスでは、まるで砦のような廃墟の中で機関銃やらジープやらが錯綜してドンパチしまくるという戦争映画的な趣も入っている。
もはや利害を度外視して日本側に攻撃を続ける鬼畜三国人の小池朝雄や、2つの国籍で揺れる藤達也などの暴走により内戦は苛烈化していき、後半からはやくざ映画から戦争映画へシフトしていく。
太平洋戦争が終わっても、死に損なった敗者達と、勝ち損なった勝者達が殺し合い、壊滅した東京の瓦礫の中で、太平洋戦争の残響が鳴り響く。
こういう題材を真正面から描くのではなく、任侠・実録・ニュアークション等、定型娯楽作品の味付けに使ってしまう所で日本のプログラムピクチャーの度量の広さがわかる。