一見地味な物語ですが、そこには人間の心の変遷や営みが豊かに描かれている、偉大なる傑作でした。さすが現在でも語り継がれる巨匠・小津安二郎。
本作は結婚の話ではありますが、次男の喪失を家族が乗り越…
五十年以上経った現在にも共通することが多い 世間では晩婚だの出生率の低下だのと言われているが、それも一方では多様性を尊重しようとする以上は致し方ない感じもする しかしなかには外野が軽く背中を押すだけ…
>>続きを読む親目線で見ると、何もバツイチ子持ちじゃなく、もっと良い人と結婚して欲しかったと思うのも分かる。ただ、それは親のエゴでもある。子どもは親の思うとおりにならない。
麦秋の時期、花嫁行列を見る母の目に浮…