いわゆる青春映画のテンプレから外れているけれど、様々な高校時代の空気感が感じられる面白い青春映画だった。
まあ青春映画と言ってしまうと安っぽくなってしまうのだけれど、部活であったり恋であったり、何か…
それぞれの視点から同じ一日を描写している撮り方がとても斬新だった。 高校生の視野の狭さやリアルさが伝わってきて、昔を思い出した。
最後まで桐島が出てこないのに、話題の中心が桐島で。
一回観るだけより…
評判の良さからDVDで鑑賞。
自分は学生時代はアングラな軽音楽部でスポーツ中心の学校だったため、映画部目線で見る事ができた。
さらに自分もゾンビモノの映画が好きだったため、今作品の映画部に非常に共感…
夢と現実のギャップ、将来に対する失望感、迷い。でも周りの奴らはもう道を決めていたり、夢と現実が違うことを受け止めていたり。実はこの映画の主人公は「桐島」でも神木くんでもなく東出くんなのに、最後までた…
>>続きを読む桐島=キリスト に置き換えて観たら、この映画の在り方がすごくよく理解できる。
本編中に登場させないってとこも上手く考えてるなあと。
彼によって支えられていた世界がジワジワ歪んでいく過程で、青臭い思…
思ったよりも、吹奏楽部の女の子には共感しなくて、むしろバド部の橋本愛じゃない方の子が一番共感した。
帰宅部のモテ子を内心馬鹿にしてるところとか、隣で練習するリベロ君 を気になってるのに気が付かない…
学生時代、どの階級に所属していたかで印象が変わりそう。私は息苦しさを思い出してちょっとうつ。当時の空気感がごく自然な感じで流れてて、とても雰囲気が良かったです。 群像劇は好きだけど、うーん…。オチが…
>>続きを読む(C) 2012「桐島」映画部 (C) 朝井リョウ / 集英社