このレビューはネタバレを含みます
ポール•ムニの生気が失せた目を初の銃売りから正面で二度見ることになるが、その目の輝きはヴィットリオ•マヌンタとの交流を通して取り戻されていき、同じ輝きを持ったもの同士の奇跡的な切り返し、お父さん、に…
>>続きを読む放浪者と少年が奇妙な友情を交わす映画。
たまらなく面白かった。
ロージーがイタリアで撮った作品ということで、路上の人々の描写が驚くほどネオレアリズモっぽい。とは言えアメリカ制作らしく、人々は普通に英…
牛乳を盗んだ少年と人を殺した男のネオリアリズモ的逃避行。ボロ泣き。
ポール・ムニのやりすぎない張り詰めた演技(パンを盗み食いする瞬間のすっとぼけた反応!)とヴィットリオ・マヌンタの純粋な瞳の麗しさ!…
めちゃくちゃ面白え…さすがロージー。それぞれ全く独立して始まる、拳銃を売ろうとする浮浪者の男の話と牛乳を盗んだ悪ガキの話が、貧しさから犯してしまった罪をきっかけに交差する。2人が地下水道に入り、逃げ…
>>続きを読むジョセフ・ロージーが赤狩りに遭って亡命後初めてイタリアで撮られた、ほぼネオリアリスモ作品。言われないとジョセフ・ロージーとはわからなかったかも。雇い主に言い寄られる女中の部屋に隠れたポール・ムニが鏡…
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