アニキ・ボボの作品情報・感想・評価

『アニキ・ボボ』に投稿された感想・評価

【オリヴェイラ監督長編デビュー作は諺のような子供の世界】

あちこちで特集上映があり、プチブーム?な
ポルトガルの巨匠、マノエル・ド・オリヴェイラ
の長編デビュー作が期間限定上映。しかも大好き
なB…

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子どもが社会的に成る話
生地売ってるお店の店主と学校の先生以外は意図的に顔を映していない

105歳まで映画監督を続けたポルトガルのオリヴェイラ監督による33歳時のデビュー長編。同国の短編小説『億万長者の子供たち』を脚色。ロケ地は監督の暮らしていた港湾都市ポルト。アニキ・ボボとは子供遊びの…

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sonozy
4.5

マノエル・ド・オリヴェイラ監督の初長編。
ポルトガル・ポルトの港町の労働者街に住む子どもたちが主人公。

気の弱い少年カルトリスが、アイドル的存在のテレジーニャをめぐって、乱暴なガキ大将エドゥアルド…

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muscle
-

圧倒的なポップさ。オリヴェイラのこの、全編に溢れるオタクっぽくなさが大ヒットしたという事実を裏付ける。
群衆ショットがめちゃくちゃオリヴェイラ。
粋なおっさんと無邪気なガキ、『狩り』のようなブラック…

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4.0

子供の視点に戯画化された世界が決して楽観的ではなく、寧ろ厳しさに満ちており見事。
大人に追いかけられる展開もケイドロごっこの延長である一方、深夜に逢瀬を果たす大人顔負けのメロドラマを演じてしまう二面…

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溺死
3.4
オリヴェイラの初長編。「アニキ・ボボ」はポルトガルでのケイドロのこと。映し方の優しさに、子供が応えるように元気を振りまくネオレアリズモの先取り的な少年(+少女)活劇。開始30秒の勢いに笑う。
4.7

特集上映中、マノエル・ド・オリヴェイラの伝説の長編処女作📽️『宝島』に続き、もう1つ子供が眩しい映画🍧

タイトルの『アニキ・ボボ』とは、
所謂“ドロケイ👮‍♂️🏃‍♂️”の意。

オリヴェイラは後…

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tntn
4.5

最高だった。楽しくて、愛おしい。
バキバキのライティングで描かれるドロケイ=アニキ・ボボ、アニキ・ベベ。危なっかしい子供達のアクションはもちろん面白いけど、初めてショーウィンドウに人形を見つめる場面…

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3.8
Manoel de Oliveiraz(1908-2015)

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