名作ぅ〜。
トラウマばかりを見続ける子、のぶちゃん。
しかし、取巻く大人が予想に反してみんな優しい。
戦後10年のボートピープルはかなり差別を受けていたらしいが、そんな事情と子供は関係ないと仲良く…
戦後10年の大阪、川沿いでうどん屋を営む家の子供と船に暮らす姉弟との出会いと別れ。
戦争の生々しい記憶は子供たちの生活や唄の中に溶け込み影響を残していく。
子供は誰の子でもない、という言葉が全体を…
是枝監督の邦画top3ということで視聴。
とにかく映像の配置が好き!!!
戦後という時代を脱しようとするけどまだ全然影響を受けまくってる生活。きっちゃん達は何も知らないけど、節々で戦後の残酷なエキ…
信雄と、川船で暮らす銀子との出会いは、まるで一瞬の夢みたい。
彼らの交流には、貧しさや社会の目とは別の、純粋な人と人とのつながりがあった。
でも、それは長くは続かない。
別れのシーンは、とても静…
きっちゃんとのぶちゃんの言葉なき心の交信、互いに通じた大きな悲哀が、いたく心に響いた。
お父さんもそれを少し、感じたのだろうな。
大人対子ども、というよりも、それぞれのなかで生きている世界そのもの…
終戦からそれほど経っていない大阪、貧困の中で少年たちが体験する切ない別れ。
加賀まりこが演じる娼婦の小舟が重要な舞台。
1980年代の製作ながら、あえて白黒で撮影された佳作です。
私は大阪が父祖の…
木村プロダクション