主人公の言う「この世界に脇役は存在せず、皆がそれぞれの物語の主人公である」という哲学を、劇中劇の構造を使って(=主人公を演じる人物を劇中に複数用意することによって)映画の枠組みで表現する入れ子構造の…
>>続きを読む己の「死」を自覚せよ
『もう終わりにしよう。』のチャーリー・カウフマン初監督作品。平凡な生活を送っていた主人公ケイデン。ある日を境に「死」は避けられないことを悟り、彼ら自身の頭の中で理想のニュー…
人間は全員絶対的に孤独で、生きる意味も特にない という事実に気づくコトへのとてつもない恐怖=肥大化するニューヨークの町。自分が思い描く人生の(崇高すぎる)理想に追いつけず、絶望する中高年男性を何度も…
>>続きを読む自分が監督だったらこんな作品を撮って死にたい。そう思える作品。
難解ではあるけどずっと心が窮屈になっていく感じ。久しぶりに訳の分からない涙が出た。見てて苦しい部分もあるけど人生を通して何回か見る。
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『エターナル・サンシャイン』に出会ってからチャーリー・カウフマンの作品を観まくってた時に初監督した作品ていうので、その時初めて観て以来2回目観賞。
不思議とずっと印象に残ってた作品で10年ぶりくらい…