ザ・ヒューマンズの作品情報・感想・評価・動画配信

『ザ・ヒューマンズ』に投稿された感想・評価

kyu
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舞台をつくる人は空間把握が前提だろうから映像も立体的につくれるのかな。どこか突き放したような俯瞰が美しい。音も音楽も物語に沿っていて実に効果的だった。

家族は祝福でもあり呪いでもある。祖母も父…

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ozabon
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あんな淀んだ新居に越して家族のあんな濃いのを見せつけられたらリチャードは鬱をぶり返しちゃわないかしら。いや、リチャードは脇役だけども。

舞台は感謝祭の夜、次女夫婦の新居に集まった一家。祝宴のはずが「目に見える不穏」「内に潜む不穏」、さらには「なぜそこ映すん?」と首をかしげる“匂わせ不穏”まで加わり、不穏三重奏が奏でる不協和音。これぞ…

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ここ最近観た映画の中で、一番オープニング映像がカッコよかった作品。でも中身は驚くほど地味。ただ、舞台劇を映画化したものだと考えれば納得できる。古びたアパートを舞台装置のように活かし、ほとんど何もない…

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Haru
4.0

もともと劇だったものを映画にしたみたいだけど、撮り方は劇に近く、ワンカット長めでセリフも長め。
なので役者達の演技にどんどん引き込まれる。
そもそもホラー映画じゃないはずなのに、
アパートが不気味す…

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感謝祭の夜に次女とそのパートナーが住む不気味な新居に集う家族。序盤から不穏な空気が漂い、この家族が抱える問題や葛藤、そして心情が、朽ちた新居と同じように徐々に明かりを失い、ほころびが見え始める。
ま…

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nomo
3.7

演技派の俳優さんたちが集められてて、舞台を見ているように感じる作品。

一見幸せそうな家族に見えるけど、それぞれが抱えてる問題が浮き彫りになるにつれて、不穏さが増していく感じをうまく描けてた。人間の…

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ずーっと不穏な感じ。ホラーとは言えないかもしれないけど、登場人物にとってはきっと怖いのだろうと思った。嫌いじゃない。
背骨
3.0

娘夫婦が住む古びたアパートに家族で集まり、感謝祭を祝う一夜の物語

いかにも原作が戯曲らしい時に徐々に秘め事や本心が明らかになっていく会話劇は正直居心地が悪かったが、ゆったりとカメラを動かしながらの…

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次女ブリジットの新居に集まったブレイク一家を描いていく映画
下から囲まれたアパート群を見上げるショットからとても閉塞感のある雰囲気を醸し出している
俯瞰的なショットが全体の半分以上を占め、どこかに不…

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