団子が、ファム・ファタールを演じて盗みの4人を翻弄するかと思ったら、山崎努の駒みたいな扱いで少し残念。
特に、西村が強姦して俺のものになったとかいうシーンは、最悪。マジでいらない。
でも、最初の加東…
鈴木英夫監督脚本。金庫破りに成功した山崎、久保、西村、加東の四人組。カネは一年間寝かすことになる。だが、女にカネを使いたいと、再訪すると、消されてしまう。こうして仲間は減り、最後は…。シンプルなノワ…
>>続きを読むクローズショットの多い作品だが、欧州アート映画風の撮影、いかにも60年代といった趣でカッコ良い。
また金庫の黒光りや夜のすすき野原を際立たす照明の効果、モノクロ映画ならでは…、演出も冷たくよそよそし…
金庫破りで稼いだ金を四人で分け合おうとするが、分前を増やすべく互いに疑心暗鬼になる話。
プロットは割と単純で、前半である程度最後の展開が読めてはしまうが、どのようにその帰着と結びつくのだろうかと割…
モノクロスタンダードに押し込められた男たちの哀しき結末
思いがけず観ることになりましたが、ゾワゾワするような作品でした。
ストーリー
岩尾、熊谷、下山、小西(山崎努・久保明・西村晃・加東大介)の…
1965年製作公開。原作南条範夫。脚色監督鈴木英夫。
ヒロインが団令子だってンで、そのつもりで出かけたのですが、え、この人団令子?そう見えないこともないけれど、お顔がシュッとしてなんか調子狂う。ケ…
4000万超の金庫破りを成功させた4人組。4等分とは済まさず、醜い争いが始まる。
シンプルな筋での心理戦が面白い。
山﨑努の貫禄半端ない。でも結構抜けてる。久保明とは生年月日1日違いとは思え…
団令子が、ファム・ファタールを演じて
盗みの4人を翻弄するかと思ったら、
山崎努の駒みたいな扱いで少し残念。
特に、西村晃が強姦して俺のものになったとかいうシーンは、最悪。マジでいらない。
でも…
南条範夫の原作を鈴木英夫自らホンを書き映像化。カラーで撮れる予算があったのにあえてモノクロで、との監督の希望で作られたその意図は、作品から濃密に漂うノワール色に表れている。何よりも団令子に纏わせたそ…
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