チャルラータを演じたマドビ・ムカージーは表情で観客の心を掴める女優だと思った。
というのもこの映画でチャルラータはあまり言葉で思っていることを伝えようとしないのだが、彼女の表情や仕草がとても饒舌なの…
力強い作品だった。何不自由ない生活で、飼い猫のように窓から通りをのぞいたり、小説を読んだり、暇を持て余しながら戯れの日々。夫からも疎外され、好奇心に満ちた彼女の眼差しも誰にも知られることのない疎外さ…
>>続きを読む双眼鏡を効果的に用いるなど、機械的ではない考え抜かれたカメラワークが圧倒的に良い。色がないからといって退屈させず、白黒映画の可能性を感じさせてくれる。
終盤、風で扉が開くと同時にチャルラータが泣き出…
古き良きインドの上流階級。
従弟アマルとのちょっと危険な遊び。
かなり昔の映画ではあるものの、やっぱり歌は唄う。
そして素敵なブランコのシーンがある。
文学や小説に否定的な夫とは違って、文学に精通…
俳優たちの顔がぜんぜん見分けられない。。
置手紙を置いて出て行く人物と、新聞の社長(?)としか覚えられなくて、
チャルラータ含めて女性陣全部同じ顔にみえるし、男たちも誰が誰だかわからない!
歌い…
インドにおける政治、文学、恋。冒頭の沈黙が美しい。不思議な余韻を残すラストイメージも秀逸。
前年公開の前監督作『ビッグ・シティ』とは全く異なるヒューマンドラマを描きながら、連続でベルリン国際映画祭…
せっかく夫婦仲を再構築できるってタイミングでチャルラータの秘めていた気持ちに旦那が気づくことで全てが終わる。
インド映画ってどんちゃん騒ぎがイメージだけど、私が今までに観てきたインド映画も今作品も…
インドの上流階級家庭で不自由なく暮らす文学を愛するチャルラータ。新聞社を営む夫は妻を構ってくれず寂しさを募らせていた。
ある嵐の日、夫の従弟アマルがやって来て文学を愛する彼と意気投合、孤独な心の隙間…
オードリー・ヘプバーンを思わせるきりりとした眉と大きな黒い瞳のヒロイン、チャルラータにくぎづけになる。立て襟の、胸と袖にレースのついた七分袖の白いブラウスにサリーを合わせる着こなしがいかにも裕福な若…
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