このレビューはネタバレを含みます
死んだ人間との対話を通して残された者の心の整理や後悔の解消(だけじゃないけど…)が描かれている。設定のツッコミどころは置いておくとしても、、生き死にを使って感動話に寄せていて、共感し切れず。
未練…
死者と生者を繋ぐ存在"ツナグ"。ツナグとしての役割を担っているアイ子(樹木希林)に育てられた歩美(松坂桃李)。ツナグの後継者としてお手伝いする歩美であったが、生者のために死者を利用していいのかと悩み…
>>続きを読む死んだ人と会いたい、という希望をかなえるために、ツナグという役割を負った人がいた。
映画では三組が登場、死んだ母親に病状を宣告しなかった息子、自分の行為により交通事故で亡くなった親友に問いただそうと…
「感動してね」感が否めないけど、いやしい感じはない。絶妙な距離感の感動売り込みをかけられている感覚。出演者の演技がくどくないからそう感じられるのかな。作中の詩?が素敵だった。
ツナグにお願いできるな…
(c) 2012「ツナグ」製作委員会