最悪のコンディションで臨んだこともあり、夢の中にいるかのような浮遊感に終始包まれていた。
序盤の自称医師の男性が草原を去っていくシーンで吹く強風と靡く草木が強烈に印象に残った。
中盤に挿入される原水…
映画とは時間を表現できる芸術である。語り手の詩は唐突で、言葉による説明を極限まで排している。交錯する時間軸や大胆な場面転換、環境音楽のように響く美しい音が全体を包み込んでいる。さらに、無機質で機械的…
>>続きを読むほんとに理解はしていないんです。強いて言うなら、息子が自分みたいで哀れだなとしか。でも物凄く惹かれるものはあるんです。水が滴る日に起こる火事を観た途端、また来たか、と、唸るんです。映像の魅力は初見だ…
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