悪魔の口笛と女神の口づけ。
100年前のモノクロサイレントでこんなにも心を揺さぶられるとは思わなかった。ストーリーは単純なんだけど、巧みな演出と心境を表情で語る夫婦の演技がとにかく素晴らしい。
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すごいね、1世紀前の映画だ。アカデミー賞が始まった年みたい。本作もいくつかの部門で受賞。
無声映画なんだけど退屈せずに観れる。むしろサイレントだからこその歓喜や絶望が伝わる演出で動物の小ネタが入っ…
ムルナウのサンライズを観た……それだけで価値のある体験。最高!!繰り返し使われる多重露光のエクスタシー。当時の技術たちの気合いが感じられてマジで感動する。カメラの移動もめちゃくちゃ立体的で、溝口健二…
>>続きを読む劇映画。メロドラマ。
映画的な大きさが出ている。
普遍性のある芸術を探した結果なのかなと思う。今の時代ステレオタイプ一歩手前になっているのも愛おしいレベルに収まっている。
表現の押し進め、という…
2025年242本目
裏切りの先に
ドイツ表現主義の傑作『吸血鬼ノスフェラトゥ』などの作品を手掛けたF・W・ムルナウがハリウッドに招かれて監督した渡米第一作
ある夏の出来事。 湖畔の静かな村に都会か…
1927年公開のサイレント映画。
とある夫婦の夫が悪女に唆され人生のどん底に落ちるも、幸運が重なり幸せの絶頂へ。微笑ましい様子をありありと映す。
たまにシーンの合間に台詞の字幕を挟む構成。一部字…