恐るべき親達の作品情報・感想・評価

「恐るべき親達」に投稿された感想・評価

milagros

milagrosの感想・評価

4.1
親たちの恐ろしさは身体を通じて見事にグロテスクに結実していた。
イシ

イシの感想・評価

4.8
なんやねん…くっだんねー家族の痴話喧嘩、こんなブルジョワ志向の面倒な人らの誰に感情移入すんねん…と思うやん。
それが面白い映画の妙で、関係が行ったり来たり、ジャン・マレーのために超面倒家族が押したり引いたりするのに夢中になってって、登場人物たちのことをだんだん好きになって、嬉しいんだか悲しいのだかわからないラストに「すげー」ってなる。
たぶん、得も言われぬ体験ってやつ。
コクトーほんと好き。

初期のシュルレアリスムもんみたいに見た目にわかりやすくないから面白い。
あからさまな気遣いなんかされたら退屈やしエゴやし腹立つやん。
人に気づかれないように、でも伝えたいことは伝わるようにする工夫と気遣いがある映画だから、見た目だけのものより本当に面白いと思う。
コクトーが自身の戯曲を映画にした作品だけど、戯曲としては悪くないものの演出にそこまで秀でた点が無かったせいで、ジャン・マレーのマザコンぶりとラスト付近くらいしか面白いところが見当たらなかった。

やっぱりコクトーは映画においては超現実的作品を手がけた方がその才能を発揮できてたように思う。
すね

すねの感想・評価

4.0
息子命。息子大好き。
その息子もお母さん大好き。チュッチュ。

息子、夫、姉と4人暮らしをするイヴォンヌは、ある日息子に恋人が出来たことを知る。

え、マジで?…ビックリ…。

信じられない!

そしてそれを聞いた夫もまた驚くことになる。なんと息子の恋人は彼の愛人だったのだ…!

わたしの大好きな室内劇だった!

アパートの一室という狭い空間の中、登場人物5人だけ。嫉妬、嫉妬、うそ、うそ?本当?愛、それは愛?会話がいいなぁ。現実にもありそうなドロドロでグダグダなやりとりがおもしろい…!

ラストもあとはご自由に考えてよ。任せますよ感があっていい。


抑え目だけど、確実に狂ってる。

こういう会話を永遠とシナリオで書けるのがすごいなぁ。
marina

marinaの感想・評価

3.6
コクトーのそれまでの作品と比べるとガラリと違うようだけど、これ好きだな。現実のドロドロ、どっちつかずの人間の感情、感情に基づいてんのか基づいてないのか分からないどっちつかずな行動、面倒くさい、散らかった部屋、ハッと死んじゃう母親。目がギョロリ。
Wednesday

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2.8
息子が結婚したいって言った相手が父の愛人で叔母と一緒に焦ったりあわあわしたりする話だった。喜劇?ドタバタ悲劇?
恐るべき子供たちと同じく近親相姦っぽい雰囲気もあって怪しげで奇妙な雰囲気が終始流れてた。

なんかふつうに砂糖ボリボリ食べてるとことかキモいいかんじ。

シメ方があっさりなのもよかった。見やすい。