大地の侍の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『大地の侍』に投稿された感想・評価

3.4

東映YouTubeにて。原作は本庄睦夫の小説「石狩川」。

戊辰戦争の敗北により壊滅状態だった仙台藩は、藩主・伊達邦直(伊藤久弥)は家老・吾妻謙(大友柳太郎)の助言を元に北海道開拓に乗り出す。官軍の…

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#200 生誕100年大会

かねてより、日本映画ベスト級と思っている名作。
ひさびさに観たが、とにかく素晴らしい。
薩長による明治維新の実態を、蝦夷地開拓に追いやられる東北小藩を通じて描く。
代…

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杉村春子が、息子がわーっと出ていってから一瞬ぴた、と静止してから泣くやつ、本当に彼女の中の糸みたいなのがぴーんと張り詰めたような、極度の緊張とリラックスが同居しているような、あの「ぴた」がすごかった…

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3.6
明治のはじめ。故郷から離れ新天地で刀を捨て農業に携わる事になる侍達。

最低限の物資で北海道まで大移動する場面が壮絶。何人が犠牲になったのだろう…
奥羽三百余名の主従が、官軍の攻撃に抗しきれず、北海道石狩川原野に新天地を求め築き上げる、「夕日と拳銃」の佐伯清監督らしい異色作。大友柳太朗ならではの面白いキャラクターも面白い。
fyuuu
3.8
先人方の苦労があって今があるんだなと思い知る。

岩出山藩(仙台藩・伊達家の分家)は戊辰戦争に参加したため、禄高を大幅に減らされ、生きるために北海道の開拓に挑戦する。

なんとなく独立プロ作品っぽいと思ったら、原作者の本庄睦男は共産党員だったようだ…

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Hiro
3.0

大地の侍とは上手い題名だ。

明治維新により岩手から北海道石狩に追いやられた侍たち。
武士から農民に転職。荒地を住める土地に変えていく物語。

己の、自分自身の力を信じて生き抜こうと開墾していく元侍…

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ShoM
-

戊辰戦争で朝敵となり、北海道への移住・開拓を目指す岩出山藩の壮大な物語。 

蝦夷地への移住を巡る大友柳太朗と千田是也の対立は、忠臣蔵の大石内蔵助と大野九郎兵衛みたい。その他、脱落者のドラマが組み込…

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