松田優作が松田龍平のように見えるという、不思議な倒錯に嬉しくなりながら、やはり龍平は優作の面影を継いだんだなと、妙に涙が滲む。また、この俳優の父子関係の妙は、図らずも倒錯と常態の往復として、この映画…
>>続きを読む“惚れるも恨むも女にとっては同じ事”
“男はみんな、表より裏が好き”
男と女の話をシュールかつ妖艶に、狂気的に甘美に、ユーモラスにこれだけの映像美を持って表現されたとんでもなく好きな作品に出会った…
『ツィゴイネルワイゼン』とベアになる(本当はもう1本有るけどw)大正ロマンシリーズの第二作にして鏡合わせ的作品。
『ツィゴイネルワイゼン』はシーンシーンは割と普通の映画の様にも見えるけど全編通したら…
新文芸坐 4Kリバイバル
大正浪漫三部作
官能的で世界観は圧巻だった。終盤の桜のシーンが一番感動した。電車内で顔に弁当の裏、キョンシーみたく、松茸見立てた男根採る場面は客席から笑いが起きていた
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なにもかもが曖昧で綺麗でした。私は泉鏡花先生が好きですから、鏡花先生の世界観を映画でどう表現するのかワクワクしながら観始めました。すると、鏡花先生の幻惑的な世界観が見事表現されているのには感服いたし…
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