山中傳奇の作品情報・感想・評価

山中傳奇1979年製作の映画)

山中傅奇/Legend of the Mountain

上映日:2018年11月24日

製作国:

上映時間:192分

ジャンル:

3.6

あらすじ

「山中傳奇」に投稿された感想・評価

このレビューはネタバレを含みます

妖怪打楽器バトル<写経せよ>

※観たのは旧DVDの短い2時間版ですので、最新の3時間版ではないのでご了承ください。
なお旧DVDはビデオダビングしましたっていうくらいの低画質。
風景が素晴らしいので新盤を視聴オススメします。映像美。

写経のお仕事を頼まれたので、オススメの静かな場所に行ったら幽霊だらけだったでござるというお話。どれが人間なのやら、と思ったら全員だったよ!
女幽霊がおっかないので徐楓にピッタリ。美人だけど鼓を持たせると危険。やってる事が美人局である。
戦えない石雋のが好きなのでこの役もいいんだけど、幽霊話なので夜には観たくない。 ※当方超ビビりです
田豐がパパじゃなくて珍しい役してる。3時間版だとかっこいい姿もあるようですが予告しか見ておりませんのでなんとも。
吳明才が除霊してくれるのかと思えば、こっちもかーい!と煙モクモク。シンバルはでかい方がいい。
途中から登場するシルヴィア様が美しいのです。怖い>< なんて抱き着かれたらメロメロですけど、彼女もまた幽霊。
って夢オチー?!

新盤買ったらまた評価も変わると思います。なんせ1時間違うからね!

映像美 +0.2
佟林が好き +0.2
シルヴィア様お美しい +0.2
夢オチ -0.3
Arcn

Arcnの感想・評価

3.7
横浜での上映最終日にやっと、観ることができた。ずっと観たかった映画です。シルビア・チャンの可愛さが半端ないですね。今の映画とはテンポ感か異なるので最初は戸惑いましたが、中盤、主人公が結婚してからは何か不穏な雰囲気が前面に出てきて、引き込まれていきますよ。
上映時間は長かったが、ほんの少しも飽きずに楽しめました。アクションシーンの攻めが、楽器や音楽によるものでユニークだった。
土日ともに午前中用事があったので「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」を諦めて午後からこちらの3時間12分に。

一昨年「残酷ドラゴン 決斗竜門の宿」「俠女」と劇場で観てキン・フーの武侠映画最高ということでこれも観たが、刀剣や弓矢を使った格闘シーンは皆無で少々残念…

前半は雨月物語のように主人公が女(実は悪霊)に誑かされるお伽話のような展開で、後半は悪霊とこれを退治しようとするラマ僧とが太鼓を鳴らし合って戦う。SFXとかない時代の古めかしい妖術合戦に少し笑ってしまうがそれなりに面白い。

それより波飛沫が高すぎる岸壁、森林、滝、川、真赤な太陽といった自然の情景が異次元の美しさ。

そして美しさと言えばもう1人出てくる女性、食堂の娘役のシルヴィア・チャン
今では監督業までしている彼女だがこの頃はまだ初々しくてとても可愛らしい!
激烈なモンタージュにビビる。カットのつながりめちゃくちゃでも分かっちゃうからすげぇ。
開始から20分くらい何も起こらないのと、3時間越えなのは流石にキツい。
見ていてとても懐かしい気持ちになったのは、別に自分が11世紀中国の生まれだというわけではなく、子供の頃こんなかんじの物語を、毎日毎日夕方6時からテレビで見ていたからだ。紅孔雀とか八犬伝とかそれこそプリンプリン物語とか。リアリティラインなんて言葉とはまったく無縁のファンタジー、妖怪や悪霊や悪者と、それを退治する人間が毎日15分くらい、2,3年かけてのんびり戦う。パッと消えたりドロンと煙が出たり、人形劇だからアクションも激しくない。この映画と時代的にも雰囲気的にも近いものがある、のんびりほのぼのファンタジーだった。
長いとかダルいとかいう意見にはもちろん賛成。ただ自分は、遊びから帰って来て、晩ごはんまだかなーと思いながらテレビ見てた子ども時代を思い出してしまったから、この映画が好き。
ざっくり言うと、科挙に失敗したいまいち垢抜けない男が、美人だけどきっつい悪霊に振り回される話だが、田辺聖子みたいな顔した母親とか北大路欣也みたいな軍人のおっさんが登場してなかなか楽しい。悪霊祓いに大活躍するラマ僧が若いころの伊集院光に似ててかわいくて最高だった。なんとなく辻褄があってるようなあってないような程度のストーリーだから、多少寝落ちしても大した問題はない。ゆるりと3時間、昔の物語に流れる時間を味わいたい方向け。
18
誰の思惑で3時間超に仕上げたんだろ? いくらなんでも作家個人の好みで、とは思いたくない。ひたすら冗漫。70分ぐらいが限界じゃなかろか。
短くしたらどれほど予算にゆとりが出るのか定かではないけど、もうちょっとは、鐘や太鼓の果し合いに手をかけてください。ひたすらチープで中高生の8ミリ映画かと。(79年はまだ8ミリ時代やし)『高校大パニック』の方が余程賑やか。
ま、珍品見物ということで良しとしましょう。
TsutomuZ

TsutomuZの感想・評価

3.6
永遠と一瞬
全ては夢

自然という永遠と人生(業)という一瞬をつなぐのは、映画という夢。そこは生者と幽霊の境はない。
そのための上映時間3時間。
1時間位無駄に長い様な気がするものの、結構面白い。
キン・フー監督だけに、本格的な武侠アクション志穂美悦子みたいなのが出てくるのかと思ってたら、その闘いの様子はどちらかと言えば武術よりも妖術であり、しかも具体的なアクションは音曲によるものだったりするが(笑)、そのおとぼけ感も含めてとても楽しくて憎めない作品であった!
Pandano

Pandanoの感想・評価

4.0
「グリーンデスティニー」も「楽園の瑕」も先に見てしまったではないか・・・。制作当時の1979年に見たかった。
このような伝奇物はどこの国にも伝わる話としてあるだろうけど、太鼓とシンバルの戦いが素敵。念力入っていて手に汗握った!
長さは全く気にならず。