『彼女について〜』と同じ主題を扱っている!つまり意味作用について。
意味作用に覆われ、現在しかないα60に対抗できるのは、オブジェとしての言語=「ポエジー」であり、「愛」である
廣瀬純のトークで、…
お話はあんま面白くないけれども、冒頭のカメラが上下に振れるシーンであるとか、ライターでパッと明かりがついたかと思えばタバコに火をつける役割が終わった途端に真っ暗になってしまい顔の周りが暗闇で覆われて…
>>続きを読むゴダール⑦。不条理に不条理で抗うような重苦いはぐらかしがたっぷり。社会や映画への批評が詩的にこれでもかと投げかけられる、不穏で挑戦的なゴダール臭が強めで可愛げは控えめなせいか、ウトウトとしてしまい巻…
>>続きを読む元気です。ありがとう。どういたしまして。
論理で感情が奪われた世界、アルファヴィル。時ともに情緒を表す言葉が消えていく。
愛を、取り戻せ。
リドリー・スコットの"ブレード・ランナー"やスタンリー…
まるで、元彼や元彼女にでも会ったかのような気持ちで、あぁやっぱり好きだなと思いながら、久しぶりに観た。
若い頃に、それが普通と思っていたお金をかけないデートの豊かさは、SFらしいセットをまったく使…
遠い未来の銀河系星雲都市、アルファヴィルを舞台とする、ジャン=リュック・ゴダール監督のSF作品。
まず、未来都市が舞台であるにもかかわらず、撮影地が1960年代のパリであり、しかも特別な映像加工を…
面白かった。涙を流すと死刑という、感情を制限されているディストピアな未来都市が舞台。CGや未来っぽい小道具とかは一切登場せずにSFをやっている。
ゴダールは『気狂いピエロ』を最初に見てハマらなくて…
撮り方で、現実とは異質な未来社会を描く、と云う姿勢は、『ウルトラセブン』の「第四惑星の悪夢」を思わせる。と云うか、実相寺監督は明らかに、この映画からインスパイアを受けている。
話としては、中盤、もた…
未来の異星都市アルファビルに記者として潜入するスパイの話。初ゴダールでビビりながら観たけど話自体は人間が疎外されるディストピアよくない!みたいな趣旨でわかりやすかった。御託の多さと、未来の違う星の話…
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