伊丹十三4K映画祭にて鑑賞。
大江健三郎を伊丹十三が映画にする というだけで十分すぎる。
大江健三郎をお父さんと思ってしまう私からすると、山崎努はイメージが少し違うけど伊丹十三が際立つ俳優陣だと思う…
【 ピース・ペース 】
言葉にならない愛着・感動が湧いてくる。
ジブリを実写化したような感覚、これぞ映画だと膝を打つ。先述の通り言葉は出ない。
佐伯日菜子氏の透明感に心奪われ。
渡部篤…
いやぁ
原作ものとなるとそうなるんですね。
軸のテーマが
この時代にこの温度感とバランスでやってたのか…やっぱり伊丹監督好きだなぁ
あとやっぱこの辺からフレームに人物をミチっと収めつつ、人物の芝…
障害者の兄を持つ妹の話。
障害者と性というテーマはこれまでの伊丹十三作品と比べれば随分グロテスクだなと思っていると、エンディングクレジットで思い出した。大江健三郎原作でした。
前年のノーベル賞作家が…
「犠牲」はあの少女だろ、社会的に抹殺されるのは犠牲じゃなくて必須事項です。
(小説の内容→団藤夫妻の会話からね)
という憤りはありつつ、面白かったです。芸術家の血筋ならではの豊かで生ぬるい感覚も、…
大江健三郎の原作を先に読もうか後に読もうかと、角川春樹の宣伝文句みたいなことを考えてから、大江文学はきっと初見じゃまるで理解できんだろうと睨んで本作を見てから読むことにした。
大江家をそのまま写した…
前半特に、いちシーンいちシーン好きと思える日常のたたみかけで幸せな鑑賞体験だった。
なかでも、振られる直前のイーヨーとお天気キャスターのダンスシーンが記憶に残ってる。
イーヨーは目配りが必要で手がか…