「羽仁進レトロスペクティブ」シネマヴェーラで鑑賞。
幼い時に父を亡くし、再婚によって母に捨てられ、彫金師の夫妻に育てられたシュンは、集団就職で上京し、今はヌードモデルをしているナナミと出会う。
寺山…
良い!
ゲリラ撮影ってやっぱり面白い。
線路を走るのも、函館の女が流れるのも良い。
「台詞が聞き取りにくく、それを注意深く聞くうちにぶん殴られる」が寺山の映画だが、この映画は不明瞭であるがずっ…
羽仁進監督特集1本目!共同脚本に寺山修司。独特な世界に引きずり込まれた。
催眠術の場面はコチラまでかかってしまいそう笑
なぜそこで!?という感じの豪華な挿入歌にいちいち笑う。
…あそこで…
現代では子役を起用しづらい内容。中だるみ感があった。つれこみ宿の雰囲気やかつての新宿駅、上野公園などの風景、都電(かな?)の線路上を走り回るシーンなど映っているものを面白く観た。
ナナミ役の石井く…
かが屋の加賀に似てる高橋章夫とヌードモデルであり作品を牽引するミューズ石井くに子逢引きの青臭さから、インセスト・キス、養父のペドフィリアが垂直的に幼女を引き寄せる危うさ。催眠術で炙り出される過去。情…
>>続きを読むなんと鬱蒼とした作品だろう。
寺山修二と羽仁進の共同脚本で作られたこの作品には全く救いがない。
そして、画面のタッチにはフェリーニの影響があるんじゃないかと感じられた。
高校生のシュンは幼いころ両…
【1968年キネマ旬報日本映画ベストテン 第6位】
『彼女と彼』羽仁進監督が寺山修司と共同で脚本を手掛けたATG作品。キネマ旬報ベストテンでは第6位に選出された。
羽仁進作品は初めて。ATGらしく…
寺山修司と羽仁進のオリジナル脚本による、羽仁進が監督した不思議なテイストの青春映画。俊一の養父が変態っぽい。「シュンちゃん、母さん行ったよ」と呼び寄せる。そして俊一が好きになる少女も、清純無垢なわけ…
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