昔の「生きる」って全部様式化されたものに体をはめているみたいで、でもだからこその極端な感情の解放の仕方とか、羨ましくもあるなあと思った
嬉しくて万歳する男とか、やだわそんなの。って可愛らしく上品に…
もしかしたら寺山監督作よりも好きかもしれない。ATG監修の羽仁進の作品だけれど、寺山の作品と言われて観せられたらそう思うだろうようなものだし、寺山が撮影にも関わったかは知らないが、"書を捨てよ...…
>>続きを読む良くも悪くも60年代のATGの典型って感じの作品で、かなり好みってわけではなかったけれども昨今の日本映画よりこの時代のものの雰囲気が好きだなと改めて思った。
語り口は後に寺山修司が監督する映画のま…
寺山修司脚本、松竹ヌーヴェルヴァーグの前進ともとれる映画運動集団“シネマ57”の立役者・羽仁進が監督したATG配給作品。
ちなみに本作がATG最大のヒット作だとか。
「キャベツをむいたら芯が出る…
寺山と羽仁進なんてひとつも文句は無い
しかもジャケは宇野亜喜良
セクシャリティ溢れる初恋とトラウマ、今じゃ児童ポルノに値する内容と、それの危なっかしさに反比例するように大胆なヌードモデルナナミが清々…
Blu-rayにて再鑑賞。
この頃のATGは輝いている。
「キャベツをむいたら芯が出るけど、タマネギむいたら何が出る?」
あの鼻唄がずっと頭の中で流れている。
両親とは既に別れ、養子の元で暮らす心…
「初恋:地獄篇」
冒頭、暗闇を歩く男女。手相占い、俺はシュン、私はナナミ。ねぇキスしてくれない…私、脱ぐわ。笑う会、スチル写真のスライド…本作は羽仁 進が岩波から初ATG作の“彼女と彼”を撮り、72…
千葉真一の傑作アクション「直撃!地獄拳」の直後に観たのだが、決して地獄拳の続編と勘違いした訳ではない。
時代の先端を行ったのであろう尖った感性と過剰な自意識が、終始零れ出ているセルフ・ポートレイト…