高倉健が演じた方がシックリ来るような、重くて切ない恋。
今までも寅さんに言い寄るマドンナはいたものの、今回のいしだあゆみみたいに煮え切らない感じっていうのは男は一番後でいろいろ考えて落ち込むんですよ…
寅さんシリーズの中では異色の流れ。石田あゆみが大人の女性で色っぽく、また積極的なのがいつもと違う。とはいえ王道の展開は盛りだくさんあって、ラストもからりと決まって素晴らしい。シリーズベスト5に入ると…
>>続きを読むシリーズの中でも数少ない、息苦しさだけが印象に残る作品だ。
救いなのは、かがりが寅宛に書いた手紙の中に、痛手から立ち直ろうとしている様子が綴られていること伝わるエピローグ。
そして、寅の感情を傍…
【⠀今回は艶っぽいお話 】
陶芸家の女中と恋仲になる虎さん。
女中さんは失恋から旅がらすの虎さんと艶っぽい雰囲気に。
そして柴又で再開、鎌倉でデートしてみると虎さんの生活を見てしまい反省するかがり…
「男はつらいよ」で、花💐がタイトルが付く「忘れな草」「ハイビスカスの花」「紅の花」のリリー浅丘ルリ子以外では本作がそれ。紫陽花の花言葉に、山田洋次監督の意欲と魂を込めた作品と見た。人間国宝陶芸家加納…
>>続きを読む松竹株式会社