アメリカ、ロッキー山脈の寂れた高山地帯にある小さな村、ドッグヴィル。
15人の住民と7人の子供たちが暮らすこの質素な村にある日、ギャングに追われた美しい女性グレースが逃げ込んでくる。
村のリーダーを…
【存在と絶望】
人間という生き物。
知性や理性とはかけ離れた存在である。
期待すれば失望を与えられる。
信用すれば裏切られる。
与えようとすれば無制限に奪われる。
許しがあると思えば平気で悪事を…
この映画の白線の区画は、子供が木の枝で地面に線を引いて「ここ俺の陣地~」と主張するような稚拙さを感じた。だから主人公に「ここを通らないで」と本気で注意する住民はバカっぽい。真面目に白線を避けたり、跨…
>>続きを読む閉鎖的な環境により嫌なやつになるのか、人間の性か。その言い切れなさがあった。個人的には地元を思い出す。特に陶器の人形を割った女の被害者ヅラの気色悪さが最悪だった。誰もかれも利己的で醜い娯楽に興じるの…
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