王将の作品情報・感想・評価

阪東妻三郎を見たかったのだけども先に三國連太郎を。

学が低そうな、腰の低くて愛嬌のある坂田三吉は、大阪素人将棋界では名の知れた人だったそうな。
将棋への激情からか、大会への参加費を奥さんの大事な着物を売ってでも参加するも、奥さん呆れかえって家出することに。
将棋をはもう2度しないと誓って許してもらっては同じことの繰り返し。

坂田三吉は、坂田三吉の将棋人生はいかに…

というお話。
実在した将棋のレジェンドの生き様と彼を支えた家族のお話。
人情と関西弁の宝石箱や

将棋依存症の阪田三吉の半生を描いた映画。早口で何言ってるか分かりにくいところが多々あって見ていて少ししんどかった。

人生ベストの1本
加藤泰の師匠らしく煙と汽車、そして凄まじすぎるショットが怒涛の勢いで連続する映画。

北島マヤの本当のモデル：坂田三吉、として見たのが幸か不幸かわからないけど意識し始めてからは最後まで抱腹絶倒だった、、、ギャグコメディ

三吉のアレは「個性」でまとめてしまっていいのかギモンなくらいやばい。

奥さんが最初から最後まで不憫でしかたなくてかなしかった😿 苦労しはったの。。。。。。

三國連太郎が…淡島千景に駄々こねるとか…か、可愛すぎて卑怯……(๑°⌓°๑)可愛いやら魔性やらもうやだこんなとんでもない化物みたいな俳優。“王将”('48)リメイク。
水戸光子は糟糠之妻すぎるので淡島千景の方がハキハキしてくれて気持ちいい。

電話越しに愛を語る映画って沢山あるけれど、これ以上のものは知らないかもしれないって思ったよ。『パリ、テキサス』よりもピンク色なの。