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殺陣に魅入られた男⚔️
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わては日本一の役者を使って日本一の立廻りを作ったるんや!って気概の殺陣師段平のお話です。
舞台は大正の大阪という時代劇でもなけりゃ現代劇とも言い難い微妙な時代設定…
実在の殺陣師、市川段平の自伝的映画。
形を重んじる新国劇の頭取兼殺陣師・市川段平と、写実を追求するインテリ座長・澤田正二郎の価値観の違い。
髪結いの亭主に中村鴈治郎。
無学ながらリアリズムを模索した…
本作は黒澤脚本に忠実のようなので、マキノの50年版がどう黒澤の脚本を手直ししたかを知ることができた。瑞穂監督では不満が残るが、マキノと比較しなければそこそこ楽しめるが、田中絹代の使い方はあまりにも勿…
>>続きを読む業より情を強調するつくり。リアリズムの殺陣の追求をもう少し見たかった。段平と沢正の世代差の実感も。
二代目鴈治郎の大阪ことばがテンポ良く響く。新国劇の当たり狂言のさわりを雷蔵で見られるのがご馳走。舞…
殺陣師としての誇りを持った段平の生き様を描いた人情話。
オリジナルで月形龍之介が演じた段平を中村鴈治郎、市川右太衛門が演じた沢田を市川雷蔵が演じている。
新国劇で頭取と言う立場ながら、殺陣を付け…
殺陣のよさがほぼ全くわからない殺陣オンチなのに『殺陣師段平』を観る。大正6年というあまりTV・映画で見た覚えのない時代の日本を舞台にした、長谷川幸延の戯曲の映画化。脚本は黒澤明。主演・中村鴈治郎が演…
>>続きを読むジャケットに写る男が段平だと勘違いしちまうおはなし。
回る回る、大阪弁がペラペラと回る老殺陣師、市川段平。
立回り気狂いが過ぎて、家族への配慮に欠ける大馬鹿野郎、市川段平。
このどこか憎めなく…
「それはリアルなー、」
Q「りある、、?」
A「リアリズムだ。」
Q「りありずむ、、?」
A「写実だよ。」
Q「しゃじつ??、、さっぱり分からん!」。。新国劇座長の澤田正二郎と本編主役の段平とのこの…