眩い閃光とシャッタースピードの遅い映像、暗闇の中に対象物だけが浮かび上がる、演劇に見える
ヴィトゲンシュタイン、カラヴァッジオの流れと繋げるとアツい
演劇的なセリフの言い回し、戯曲ですねーという感じ…
俳優や衣装にデレク・ジャーマンっぽさはあるもののストーリー的には控えめに感じる。
シェークスピアをあまり知らないのだが「プロスペローの本」に比べるとこちらの方が原作に近いのだろうか?
ラストは美し…
「テンペスト」
冒頭、幻想的で神秘的な映像の連続。ナポリ王アロンゾ、ミラノ大公アントニオの乗る船が嵐に巻き込まれ難破、島に漂着、12年前の出来事、地位剥奪、追放された兄、プロスペロー、娘ミランダ。…
イギリス伝統のUKロックの世界、MTVの手法でシェークスピアを撮ったのがデレク・ジャーマン監督なのだと思います。
これは蜷川幸雄演劇の「蜷川マクベス」とか中世と現代のリミックスでその独特の世界観によ…