原住民とのドンパチではなく、
基本、親子の確執ドンパチ。
面白いけど、なにせ1950年の映画。時代的に感覚が違うので、人物の心の動きと急展開っぷりについていくのは困難。
まあ、そこは仕方なし。
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リア王的西部劇。TCが個人通貨を発行していたり経済性が全面的に出ていて面白い。山上の空間処理が抜群。悪役として君臨するTCが終盤に向かって大人物の風格を漂わせていく。どの人物も一癖あり好きにはなれな…
>>続きを読む1870年代のニューメキシコ。男たちは土地と牛で王国を築き王国の王として君臨した。T・C・ジェフォーズもその一人。大いなる南西部の歴史にその人生を記した。・・と文字が出て映画は始まる。
牧場主ジェ…
ウォルター・ヒューストンの底知れぬお人好しぶりと俗物ぶりが拮抗する。その二面性に引き裂かれる娘スタンウィック。じゃじゃ馬として勝ち気に振る舞うも、自分を抑圧してくれるような人間を心底求める。愛に飢え…
>>続きを読むスタンウィックさんはなんとなくブレイク・ライブリーさんを連想させる。広大過ぎる土地を手にして地域通貨まで発行とは、いかにも米国史スケールの話。だが最近この手の西部劇が素直に楽しめなくなってきた自分が…
>>続きを読む1950年”The Furies”。ニューメキシコの大牧場主、家族からもT.C.と言われているジェフォーズ、なんと自分の名前をつけたローカル紙幣を発行、実態はカラ手形。ワンマン牧場王とその子どもたち…
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