フランス映画かつ宗教を扱っていることもあり、非常に難解です。
欧米のコンテンツを理解し、楽しむにはキリスト教の教養が必須だと感じる今日この頃です。
内省をテーマとした映画を作るのに「日記」というテ…
病に蝕まれつつも司祭として全うしているに、周りからは不当な扱いを受け、悪意のある噂やごちゃごちゃと小言を言われる。不憫の一言。
後半になるにつれて、かつて司祭や神学に関わっていた人たちのかつての…
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これは日記の語りに合わせてアンブリコートの若い司祭クロード=レイデュの境遇を綴った作品である。彼は病を患いながら、教区の人々を教え導こうとするも、村人や子供から慕われずむしろ反感を抱かれている。そん…
>>続きを読む(2024.14)
田舎にやってきた新人司祭の青年は、真面目に職務をこなしていくものの、余所者である彼を村の人々は認めてくれず孤立していき、持病の胃痛の悪化も相まって青年はどんどん追い詰められていく…
日記と独白でほとんど内面を語ってしまっているし、何より役者が演技をしていることに驚く。ブレッソンの代表作がまったくブレッソンらしくない。
パンとワインのみを摂取している若い神父はつまり信仰心しかない…
ロベール・ブレッソン初期の代表作である3作目の長編。
田舎の村に赴任して来た若い司祭が愚直に神の教えを説くも、村人たちからは疎まれ孤立していく物語です。
1時間過ぎまでは純真さゆえに孤独を深めてしま…
このレビューはネタバレを含みます
200.2238
病弱で若く、繊細な感性を持った司祭がとある村に赴任したことから始まる物語。主人公の日記/独白で進行していく。村の住人とのわだかまりを抑えたトーンと緊張感で表現している点が、社会人…