司祭がフランス人の似ていて感情移入して観たけど、一晩経つとあまりの踏んだり蹴ったり感に笑えてくる。
ブレッソンは初鑑賞だけど、聞いていたようなクールさはなく、司祭に寄っていくプッシュインがめちゃくち…
ロベール・ブレッソン監督の作品は何気に初めて見た。難解とか言われていて少し身構えていたけど、案外何かを感じた部分は多かった。理解できたのかと言われればそうでもないけど。
清廉潔白とはいかない俗世的…
ロベールブレッソン監督の作品を初めて試聴した。登場人物に感情移入し、この世界に没入し物語を経るという映画ではなく、ただ起きている事実を目の当たりにしている、そのような感覚であった。時折り自分の生活と…
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美しい映画。陰鬱な展開が続く前半から、溜め込んできたエネルギーを解放するみたいにしてバイクのシーンがある。あのレイデュの爽快な笑顔。カタルシスがすごい。バイクのシーンの手前には、散々レイデュを振り…
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ここでえがかれる神をマイナなんとかとかいうaiにおきかえるとこの村まさに監視社会ディストピア。ポストコロナの今の空気感のタイミングでこれをみれたのはよかった。ゴダールのアルファヴィルそのもの。ブレッ…
>>続きを読む4度目の鑑賞、こうした娯楽性が一切ない映画はスルメのようで
じっくり時間をかけないと本質が見えてこない気がして。
後半バイク乗りの気さくな男の一言で神父は呆然としてしまうのだが
それに対しての答えが…
神の不在と自己生成。
村の人々と折り合いが悪く、孤独を深める若き司祭。
敬虔で実直な司祭のようにみえるが、その奥底には、主イエスや聖人と自分を同一視するような傲慢さが静かに描かれている。これがあまり…