
このレビューはネタバレを含みます
ウェス・アンダーソンからパステルカラーやシンメトリー構図を引いて、社会からはダメ人間と定義されてしまう人間に対する過保護にも近い救済という監督の本質的な作家性を際立たせた映画。イネスとのロマンスの描…
>>続きを読むウェス・アンダーソンのデビュー作ということで鑑賞
今や伝統芸能のようなクセ強監督も、昔は案外普通に撮ってたのだなと
やや、風味はするものの、普通に上手い画作り
ストーリーは、海外のちょっとアンモ…
ウェス・アンダーソンの商業映画デビュー作。今のアート的な絵作りとは違うが、終始微笑ましい作品でその辺りはウェス・アンダーソンらしい。
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精神を病み引きこもっていた無職のアンソ…
刑務所(療養所)から脱獄(正式出所)した男とともに大犯罪(本屋の金を盗む)を起こす序盤のように、徹底して危機感を欠いたまま展開していくノワールパロディ。
ウェス・アンダーソンらしい相似形、シンメト…
気を抜くと頭の中からどんどん抜けていくゆるいプロットに甘めの構図、初々しくも既に作家としての個性が色濃く出ているウェス・アンダーソン初長編映画。彼の映画でお決まりのエキゾチズム趣味はこの頃から健在み…
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