スラム街解体と新しく建設されるアパートの工事現場を追ったドキュメンタリー映画。けれども、建物が主役ではなくそこに住む人、工事現場の作業員が主役。(実際に新しく建設されたアパートは一切出てこない)
監…
3年という映画制作にしては短くない時間を費やしてゆっくりと構築された作品。その甲斐あってありのままの光景がよく映し出されている。淡々としすぎてて眠くなってしまったのと、もう少しコンパクトな映画だった…
>>続きを読むホセ・ルイス・ゲリンは現代のリュミエール。
ただ、同時に視線と距離の演出が素晴らしかった「シルビアのいる街で」ほどの感動はなく、やはり現代にリュミエールを再現することの限界(正確には再現しつつ面白…
「工事中」
本作はゲリン映画史上最大のヒット作らしいが面白くそして時代の瞬間を捉えた映画だ。一瞬ラジオからNATOによるユーゴ空爆のニュースが流れる…また今では無いスペインの微兵の話も歴史を感…
ドキュメンタリーの様式の中、すべてがコントロールされたかのような出演者の動きやカメラから受け取るズレが楽しい。その究極がラストの恋人たちを正面から撮ったショットであり、あの気持ちよさの前ではフィクシ…
>>続きを読むあるマンションの工事現場とその周辺を舞台にバルセロナの労働者や貧困層の人々の生活を描く作品。ドラマ要素のややつよいワイズマンという感じで同様に楽しめた。画質がDVDみたいだったけどもともとそういうも…
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