モノクロサイレント映画で抽象的な描写は多いが、名作と評価される所以は確かにある。
第一次世界大戦後に作られた本作、その戦死者の数を上回る死者を出した黒死病とスペインかぜ。
日本でいう鬼の成り立ちよ…
モノクロサイレント映画。吸血鬼がテーマとなる映画で最も古いものと言われる。
オルロック伯爵の格好はスキンヘッドにとんがり耳に長い手の指の爪。インパクト大だが、怖さはなく、ずっと見ているとむしろ面白…
とにかくノスフェラトゥの造形が良すぎる。その後の特殊メイクも発達したはずのリメイク版ノスフェラトゥが1人もこの元祖を超えてない。役者ではなく本物だったんじゃないかという噂がたったのも納得の迫真性。
…
ストーリーは象徴的とはいえやや単調、着目はがぜん映像表現に移る。単純な光と影…みたいな対立でもない、白と黒のあいだにたくさんの色彩(表現)がある気がする。まあ、結局モノクロでしかないけど… 極端な白…
>>続きを読む映画史上最も有名な影──3時起きに成功してしまったので、今日は出社前に2本映画を観れました。金曜日は頑張って早起きしたくなる。多少の睡眠負債は翌日返せばいいと思えるから。『吸血鬼ノスフェラトゥ』の鑑…
>>続きを読む破格の不動産契約を取り付けるため地元で恐れられる古城を訪れた主人公は城主である吸血鬼に監禁され、虫の知らせで夫の危機を察知した妻までもが狙われることに。客人のもてなしから力仕事まで一手に引き受ける伯…
>>続きを読む