全軍退却の時間稼ぎとして残された捨て駒たちの籠城戦、凍傷と地雷に怯える足元の緊張感(接写)。次々と上官が死に、繰り上がりで隊長にされてしまった男は極限状態でトラウマを乗り越えられるのか。
第二次大戦…
決断する。
指揮を取る。
仕事上で、
大したことでもないのになかなかしない
管理職を目の当たりにしてきているが(愚痴)、
本作は他人の命がかかった決断。
なかなかできるもんでないよなあ。
本作の…
傑作。特に夜間に仲間(なんとラッパを奪いに行った‼︎)を助けに行くくだりが素晴らしい。銃撃してくる敵の姿を見せないのだが、同様のシーンが『鬼軍曹ザック』にもあったな。そして地雷原を歩く緊張感。最小の…
>>続きを読む「折れた銃剣」
冒頭、朝鮮戦争が勃発した1950年代。本隊が後退を完了するまで敵軍を食い止める司令を受けた米軍の小隊、洞窟、立てこもり、ゲリラ戦、指揮官、伍長、足のショット、火薬と爆発。今、最前線…
やっぱ地雷原を抜けて仲間を助けるところとラストの戦車戦ですね。
人vs戦車は鉄板。
リチャード・ベースハートが丘を滑り降りて地雷原まで向かうときの動きが地味に良い。
この行動も義侠心だけでなく保身…
セット撮影で背景も手描きだったりするんだけどなかなかの臨場感。砲撃のシーンなんかは演者の豊富な運動量がしっかり画面を支えているし、地雷原での救出シーンに至っては脚間から相手の顔を捉えるキレキレのショ…
>>続きを読む崖の洞穴に籠って敵を食い止めるっつーシチュエーション限定戦争もの。
三次元的な空間と天地方向にまで縦横無尽に動くカメラがサイコー❗
地雷原のど真ん中に取り残された仲間を闇雲に歩いて助けにいくシーンの…
連隊が撤退する時間を稼ぐため、氷丘に陣取り圧倒的多勢の中国軍と戦う小隊の隊員たち。彼らが連隊を見送る際の不安げな表情を一人ひとり捉えたクローズアップが、任務を達成した小隊を迎え入れる見張りの視点から…
>>続きを読む『鬼軍曹ザック』に続く朝鮮戦争を題材にした戦争映画。前作で鬼軍曹ザックを演じたジーン・エヴァンスが今度はロック軍曹を演じている。フラーの映画では位が上の人間よりも、下級の兵士を描くことが多い。今作…
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