戦争をドンパチだけでなく、他者との遭遇やインタラクションの場として描く。「いずれは黒人がバスの先頭に座る」なんてこの時代で公民権運動を予見したようなセリフにびっくりした。しかし「初期作」としてのバイ…
>>続きを読む『特攻大作戦』のような小隊もの。勃発したばかりの朝鮮戦争の映画化ということでなかなか商魂逞しいが、いわゆる戦意高揚映画とは趣が異なりそこに英雄性はない。代わりに画面にこびりつくのは終わりのない疲労感…
>>続きを読む仏閣がメインで、戦争は添え物なのかも
お寺の中というワンシチュエーションで長々と撮っているところが好きでした
こういうのを突き進めると『ヘイトフル・エイト』みたいになる
それにしてもフラーは突発的…
「蛍の光」って、韓国の国歌だったんだ!
差別的&無頓着な登場人物が、徐々に有色人種に友情や親しみを持ってゆく。この手の映画の基本ですな。野卑で乱暴だが、百戦錬磨の軍人ザックをジーン・エヴァンスが好…
投げ込まれた爆弾が不発で主人公たちが助かってしまうなどご都合主義以外の何ものでもない。
さらに別々に撮ってるであろうものがカットバックされても繋がってるとは到底信じられないし、同じ霧の中で正面にい…
サミュエル・フラー監督による朝鮮戦争の米軍兵士の物語。孤高の鬼軍曹はまるで自身の反映。
捕虜収容所を抜け出し、鉄兜に弾丸を受けながら生き残ったザック軍曹。片言の英語を話す韓国人少年ショートラウンド…
朝鮮戦争が勃発して半年後に撮られた戦争映画。ハワイ出身の日系2世部隊「第442連隊」に初めて言及した作品でもあるという。韓国の戦災孤児をはじめ、黒人衛生兵、日系2世ら、人種を超えた連帯が描かれる。映…
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