どっこい生きてるの作品情報・感想・評価

どっこい生きてる1951年製作の映画)

製作国:

上映時間:102分

ジャンル:

3.6

『どっこい生きてる』に投稿された感想・評価

昭和27年頃の上野、山谷を舞台に貧しいながらも逞しく生きる家族を描いた作品で、イタリア、ネオリアリズモに匹敵するかの様な日本版Ⅴ・デ・シーカ「自転車泥棒」。出演者は前進座一党が占める。
お気に入りの…

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5.0
みなさん巧い。
特に飯田蝶子さんイイわぁ!

平和ボケしててゴメンなさい。

河原崎長十郎(毛利修三)
中村翫右衛門(花村)
河原崎國太郎(山川 大家)
河原崎しづ江(毛利さと 修三の妻)
外前進座総出演

飯田蝶子(秋山婆さん)特別出演
岸旗江(水野の妻)特別出演 
木村功…

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4.2

ガタロやニコヨンの当時の生活が見られる
助けてくれる仲間でも盗られた金のことで最後喧嘩しちゃうのが一番悲しい
でもこんな不幸は当時の日本そこらじゅうにあったんだろうな
希望から絶望から転落
遊園地で…

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「自由学校」とは対照的に悲惨な今井正監督の社会派映画。河原崎長十郎、しず江夫妻及び前進座俳優の演技が芝居じみて、金を盗まれる、旋盤工に雇われない、無理心中を試みる等予見出来てしまい、イタリアンリアリ…

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3.0

〖1950年代映画:人間ドラマ:新星映画:独立プロ名画特選〗
1951年製作で、どうしようもない親父とその家族の人間ドラマらしい⁉️
当時一口50円の出資を募って400万円集めて製作した作品って言う…

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このレビューはネタバレを含みます

1951年公開。
日雇い労働者の一家の食うや食わずの生活と絶望から再起に向けた格闘を描いた作品。ヴィットリオ・デ・シーカ監督『自転車泥棒』など、ネオレアリズモの作品の影響が色濃く反映したものとなって…

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mh
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このレビューはネタバレを含みます

公開当時の現代(1950年前後)のニコヨン(日雇い労働者)のセミドキュメンタリーみたいなテイストのエンタメ映画。
独立プロ(新星映画社)×前進座という左翼系芸術集団コラボが生み出した傑作のひとつ。

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戦後6年、まだまだ貧しい日本、その日の食い扶持を求めてニコヨン日雇い労働応募に長い列ができる。そんなカツカツに暮らす毛利一家だが借家長屋の取り壊しで放り出され、当てが出来るまで妻子を田舎に返すことに…

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『自転車泥棒』の筋書きを戦後日本に置き換えたようなネオレアリズモ。
やむなくキセル乗車をした妻子を駅で迎える河原崎長十郎の哀しさ。
心中を決意しながら子どもたちと一緒にブランコを漕ぐ生気のない顔。

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