元の話は全然知らなかったけど面白かった。
"平和のために殺す"ことなんてあってはいけない。報復は何も生まない。
対テロ戦争の時期に公開したのはそういう意図があるはず。
この題材をここまでわかりやす…
やられてやって、仕返しされて仕返して
解決の糸口が見えない、終わりの無い戦い
お互いの意思や歴史、宗教や尊厳がガチガチにこんがらがってほどけない
簡単に解決しないって事は痛いほどわかるけど、どうした…
『本当に”オリーブの木”が恋しいか?何もないあの土地に戻ろうと思うのか?』
『国のない悲しみは分かるまい。祖国こそ全てだ。』
ドイツ人のフリをした主人公と、パレスチナの若者が意見を交わすシーンは見も…
このレビューはネタバレを含みます
“悪趣味スピルバーグの宝庫”
仏の顔して偶に容赦無い演出を施すスピルバーグ監督のフィルモグラフィーの中でも、最も物議を醸し出した作品。例えになってしまうが、スピルバーグの黒い部分が全編滲み渡る、邪…
1972年にミュンヘンオリンピックで、パレスチナ人ゲリラがイスラエル選手団を襲撃し、11人が犠牲に。そしてイスラエル政府は、極秘で諜報機関モサドに報復を命じる、、
すごいよね、スピルバーグは、撮って…
妻子のもとに戻るまでの2時間ちょっとは非の打ちどころがない。鮮やかなカメラムーヴ、フェティッシュなズーム・反射への固執、即物的な破壊描写、スパイ映画ならではのツーリズム趣味。ロケーション・演出・撮影…
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